TIGER & BUNNY  監督:さとうけいいち キャラクター原案:桂正和

タイバニ
ワイルドに吼えるぜ!!

 
あらすじ
NEXTと呼ばれる特集能力を持つ者が産まれて数十年、NEXTへの偏見やNEXTの犯罪者に対抗するために誕生した『HERO TV』この番組では大企業に所属するNEXTが『ヒーロー』がNEXTの犯罪者を捕らえたり(ただし逮捕権はないので正確には警察に捕らえた犯罪者を引き渡す役目)人命救助をしてその模様を生中継で送る。この番組の影響もあって未だNEXT差別はあるものの、NEXT達は人間社会で平穏に過ごすことができた。
『ワイルドタイガー』としてヒーロー活動を行う鏑木・T・虎徹(かぶらぎ・ティー・こてつ)はデビュー10年を超えて実績も人気も低迷している崖っぷちヒーロー。更には所属していた企業がヒーロー事業部を売却する事になって更に追い込まれる。しかし、新しくヒーロー事業部に参入した『アポロンメディア』に採用されて何とかヒーローを続ける事ができた。ただし、採用の条件として自分と同じ5分間だけ身体能力が100倍になる「ハンドレッドパワー」のNEXTを持つ若きニューヒーロー・バーナビー・ブルックスJr.とコンビを組み、バディ・ヒーローとして活動する事だった。
お人よしで不器用な中年ヒーローと合理的でクールな新人ヒーローは当初は噛み合わずトラブル続きだったが、いつしか2人の間には強い絆が芽生えるのだった。
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『X-MAN』などのアメコミの影響を受けた『TIGER & BUNNY』
NEXTという超能力的なもの(アメコミヒーローも超能力者や超人が多くでてますね)を駆使した迫力あるアクションと魅力的なキャラクター達が話題となって男性だけでなく女性からも高い支持を受ける人気作になりました。ちなみにキャラクター原案は特撮ヒーローファンで多くの変身ヒーローを執筆している桂正和先生が担当しており、キャラクター時のデザインもヒーロー時のデザインも高く評価されています。
アニメにはスポンサーがついているのが当たり前ですが、タイバニではなんとそのスポンサー名がヒーローコスチュームにスポンサーのロゴが付けられる・CMでキャラクターが実際にスポンサーとのタイアップCMをするなどという作中のスポンサーとヒーローの関係を現実世界にも反映されるという斬新なスタイルが有名です。その為本編後に展開された劇場版ではスポンサー変更の為スポンサーロゴが変更されたりもします。
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話の中心は主人公の虎徹のヒーローとして父親としての葛藤や苦悩、相棒のバーナビー(愛称はバニー。なお実際にはバーナビーの愛称はバーニーと呼ばれることが多いらしい)の復讐と虎徹との絆ですが、2人の他の6人のヒーローも個性があってそれぞれにドラマが描かれます。こういう主役だけじゃなくて脇役に良いドラマが描かれるのがこの作品の人気の1つじゃないでしょうか?
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カリーナ・ライル(ブルーローズ)
氷を操るNEXTを持つ美少女ヒーロー。アイドル活動も行っており『ヒーロー界のスーパーアイドル』として人気もある。
ヒーロー時は女王様キャラだが、カリーナ本人は意地っ張りで真面目な少女。本当はヒーロー志望ではなく歌手志望だったが、歌手デビューを条件にヒーローをすることに。その為ヒーローとしての自分と理想の間で悩んでいた事も。
虎徹に対して恋心を抱いていて、彼が既婚者かつ子持ちと知った時はショックを受けていた。
キース・グッドマン(スカイハイ)
風を操るNEXTを持つ爽やかなヒーロー。ヒーローランキングトップで『キング・オブ・ヒーロー』として老若男女から絶大な支持を受ける。またプライベートでもコスチュームを着て街の見回りを行っている。
裏表がない性格でヒーロー時と素の違いがほとんどない。見た目も性格も良いナイスガイ。かなりの天然だがむしろそれがキースの魅力。「ありがとう、そしてありがとう」と同じセリフを繰り返す癖がある。
イワン・カレリン(折紙サイクロン)
触れたものに擬態するNEXTの忍者ヒーロー。物語当初はヒーロー向きでない能力の為か事件解決や人命救助よりもスポンサーロゴをテレビカメラにこっそりアピールする見切れ芸でコアな人気を博していた(ただしヒーローらしかぬ姿勢にはアンチも多くブログが炎上していた)
素の時は内向的な日本かぶれ。ヒーローを要請するヒーローアカデミー時代にある事件に巻き込まれそれが原因で友人から憎まれ、それが彼の卑屈な性格に拍車をかけていったがやがて成長していく。
ホァン・パオリン(ドラゴンキッド)
雷を操るNEXTを持つ最年少ヒーロー。幼少の頃から格闘技の英才教育を受けており、強力なNEXTに加えて優れたカンフーと棒術で戦う肉体派ヒーロー。
一人称がボクでボーイッシュな服や言動を好む少女。食欲旺盛で食事のシーンが良く描かれた。
アントニオ・ロペス(ロックバイソン)
肉体硬化のNEXTを持つベテランヒーロー。イワン程ではないがあまりヒーロー向きのNEXTではなく(ヒーローコスチューム事態が耐久性に優れているので防御特化のNEXTは使いどころが少ない)ランキングも下位。
虎徹とは学生の時からの友人で今でもプライベートで親交がある。
余談だがアニメ本編時にはスポンサーが焼肉屋の牛角でそのロゴが目立っていた為ファンからは牛角さんという愛称で呼ばれている。
ネイサン・シーモア(ファイヤーエンブレム)
炎を操るNEXTを持つオネェヒーロー。性別は男だが心は女性(ただし激昂すると男口調になる)
実業家としての一面も持ち、所属企業のリオスエナジーのオーナー。2作目の劇場版でネイサンの過去が語られる。
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アニメ終了後も根強い人気を受けて劇場版が2作作られたり今なおイベントやコラボが発表されるタイバニ。そしてなんとハリウッドで実写化される事が決定しました。
通常漫画の実写化、特にハリウッドは日本漫画などの作品の実写化は成功した例が少なく(スーパーマリオとかドラゴンボールとか悪い意味で有名なのはありますが)不安もありますが、元々アメコミ要素のありキャラクターデザインも写実的な本作はむしろハリウッド向きであり、その作品の出来に期待するファンの声も多いです。
長い間続編の2期が期待されているアニメだけあって、ハリウッド化の動き次第では2期の発表もあるかもしれません。