SAMURAI DEEPER KYO 作者:上条明峰 掲載誌:週刊少年マガジン

KYO1巻
お前も聞いただろう
神風(かぜ)の清響(こえ)を
あらすじ
自称「愛と平和の薬売り」の壬生京四郎は関ヶ原の戦いから4年経ってもなお荒れる日本の人達を助ける為に旅をしながら薬を売っていた(しかし売れない)そんな京四郎はゆやという美しい娘が苦しむ姿を見て介抱しようとする。しかし、実はゆやは病気は演技でその正体は知る人ぞ知る賞金稼ぎだった。ゆやは京四郎を千人切りの「鬼眼の狂」と間違えて色仕掛けで捕まえようとしていた。誤解は解けるものの京四郎が以前食い逃げでわずかながら賞金がかけられている事を知ったゆやは京四郎を捕まえる。だが訪れた村で悪党から暴行を受ける京四郎の瞳が赤く染まり人格も凶悪なものに変化するのをゆやは目撃する。実は京四郎の中にはあの鬼眼の狂の人格が眠っていたのだった。鬼眼の狂の賞金を狙う為に京四郎と旅をするゆやだったが、旅の最中で「朔夜」という名前を京四郎が聞いた時、京四郎と狂の主人格が入れ替わり京四郎が表に出てくることは無くなった。
やがて狂と彼の許に集った者達は復活した織田信長率いる十二神将、そして古代から影で日本を支配してきた壬生一族と戦いを繰り広げていくことになる。
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今回紹介するのは『SAMURAI DEEPER KYO』戦国時代が舞台ですが、プリクラや現代チックな物が登場するなど大胆なアレンジがされています。なので戦国物と読むのはあまりお勧めしません(歴史上の人物が多数登場しますが)けどバトル漫画としては面白いですよ。
本作の魅力はそれぞれのキャラクターが決して信念を胸に戦って、その想いのぶつかり合いの中で生まれる絆やドラマが感動します。また繊細かつ迫力ある画風で描かれるバトルシーンは見物です! 掲載誌のカラーもあってお色気描写もあるのでそちらもチェックです(笑)
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真実はまだ謎
余談ですが、この漫画の作者上条明峰は性別非公開となっていますが、長い間ファンの中で先生の性別が男か女かどちらだろうと疑問を抱かれています。
女性説
・女性しかアシスタントを取らない高橋留美子先生のアシスタント経験あり。
・繊細な絵柄。詩的なモノローグ。
・アニメで真田幸村役の緒方恵美さんが「小さくて可愛らしい人」と先生の事を述べていた。
男性説
・ファンブックでなりたかった職業に歌のお兄さんとあげた。
・おまけ漫画でお色気描写をかけることに喜んだ。
・別の漫画連載のおまけ漫画で女子高生にモテるかもという発言。
・先生の姉が先生の親友と結婚(男女で親友は現実だと違和感がある?)
・ペンネームの明峰の由来が先生の本名の候補の名前
別に先生が男性でも女性でも漫画の評価は私の中で変わる事はありませんが(中には女性漫画家の少年漫画というだけで極端に叩く人もいますが)上条先生の場合、男でも女でもどちらでもありえそうで不思議(男性なら何故高橋先生のアシスタントになれたのか 女性なら何故ペンネームの由来など一部?ってなるところがある)
壬生一族の最大の秘密みたいにいつか上条先生の性別が明かされる日は来るんでしょうか?