MOTHER3  開発:任天堂 東京糸井重里事務所 HAL研究所 ブラウニーブラウン 販売:任天堂

MOTHER3

 奇妙で、おもしろい。そして、せつない。

 

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とにかく難産だったMOTHER3
MOTHER3の開発はMOTHER2の時点から想定されていて(MOTHER2でMOTHER3開発中というテキストやラストが続編を意識したエンドだった事から)当初はスーパーファミコン用のソフトとして制作がスタートしました。
その後64用ソフト『MOTHER3 キマイラの森』64DD用ソフト『MOTHER3 奇怪生物の森』『MOTHER3 豚王の最期』とタイトルと発表媒体を変え(最後の豚王の最期にはムービーが公開されたり発売日が予定されてたりある程度は開発が進んでいたようです)2000年に開発は中止となってしまいました。
しかし、何とかMOTHER3を何らかの形で発表したいと密かに検討していた結果、ファンの後押しもあり、2005年に『MOTHER3』が発売されました。
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豚王の最期とMOTHER3の違い
豚王の最期のムービーと発売されたMOTHER3にはグラフィック・システム・キャラクターがだいぶ異なっています。当初は全12章を想定していましたが、容量の都合なので最終的に全8章のシナリオになりました。リュカとクラウスがトロッコに乗るシーンがある事から双子の冒険のシナリオもあったそうですが、恐らく削られた4章のうちに組み込まれていたのでしょう。
また、豚王の最期の時点ではMOTHER2らしき世界が崩壊していたり、MOTHER3にネスが登場する構想があったようですが、最終的にはMOTHER2との繋がりは曖昧になっています。
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宿命を背負ったリュカと頼れる仲間達
リュカ
幼い頃は泣き虫で頼りない少年だったが、母との死別・敵討ちに行った兄を止められなかった後悔・自分をおざなりにして森と家を往復する父への複雑な想い、変わりゆく村の人達に異端視される日々など数々の苦しみを味わったリュカはたくましくも悲しみを背負った少年へと成長していく。
ボニー
リュカの家で飼われている犬で孤独なリュカを支えてきた。賢くて人の言葉も理解できるが、犬なのでたまにバトル中に食べ物を食べる事も。
ダスター
第2章の主人公で後にリュカの仲間に。タツマイリにいた頃は何も盗まない泥棒という奇妙なポジションにいた。ヒナワの死の後に父親のウエスから自分達はオソヘの王族に仕える家臣であった事を告げられオソヘ城からハミングバードの卵を持ってくるように命じられる。その過程で主君のクマトラに出会うもブタマスクとの戦いの過程でハミングバードの卵と共に行方不明になる。3年後、記憶喪失になっていたダスターはD.C.M.C.というバンドに拾われタメキチと名乗りバンドマンになっていた。
幼少期の怪我の為、左足が不自由で歩く時のモーションは他のキャラとは違い足を引きずるモーション。しかし、動くことは卒なくこなしたりバトルの武器は蹴り技だったりと障害を感じさせない動きを見せくれる。
クマトラ
今では幽霊が棲みつくオソヘ城のお姫様。両親はすでに死亡しているので赤ん坊の頃からマジプシーのイオニアに育てられた。美しい容姿をしているが性格は男勝りで一人称は「おれ」と男口調で話す。反面ナイーブな面もあり、彼女の本心はあるイベントで明かされる。
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