BLEACH  作者・久保帯人  掲載誌・週刊少年ジャンプ

 

BLEACH1

 
職業/高校生:死神

 
霊の姿が視える・霊の声が聞こえる・霊に触れる・霊に憑かれる超A級霊媒体質の高校生黒崎一護。
ある日、死神の少女朽木ルキアと出会い、この世界には幽霊の他に虚(ホロウ)と呼ばれる、様々な理由で堕ちた人間の魂が怪物のような姿に変わり果て人間の魂魄を喰う霊体の存在を知る。自身の霊力に引き寄せられた虚から家族を護る為にルキアの死神の力を借りて自身が死神として戦うことになった。
現在最終章が展開されているBLEACHの紹介です。本作の魅力はなんと言っても凡人には真似することの出来ないネーミングや独特なモノローグの使い方やセリフ回しにポエム、そして話が進むごとに広がる世界観など久保先生のセンスが随所に光るところですね。コミックは2015年9月の時点で69巻と長寿漫画ですが、私は本格的なバトル漫画に移行する初期の物語が好きで中でも3巻のエピソードが一番好きです。
一護は幼少期の頃は母・真咲が大好きな泣き虫だけどよく笑う子どもでした。しかし、雨の日にたまたま見かけた少女を助けようとした時に、実はその少女は虚であり真咲は虚に殺されてしまいます。母を殺された一護は父と双子の妹たちから母を奪ってしまった自責の念からいつしか笑う事が極端に減っていきます。
そして6年後、死神代行をするようになってからの初めての母の墓参りに一護は母の仇の虚と対峙し、力及ばず敗北します。仇が討てず母の墓の前で打ちひしがれる一護の前に父一心が現れます。
…しっかり生きろよ一護
しっかり生きてしっかり年喰ってしっかりハゲて
そんで俺より後に死ね
そんでできれば笑って死ね
でなきゃ俺が真咲に合わせる顔がねぇ
ウジウジしてんなよ
悲しみなんてカッコいいモンを背負うにゃ
オメーはまだ若すぎんのよ
それまでコメディキャラだった一心だけど、この言葉のカッコよさと子を想う父の気持ちは本当に名シーンだと思います。漫画だとこの言葉を言う時に一心は常に後ろ姿で表情が描かれなかったのも個人的には良いなぁと思います。