ACCA13区監察課  作者:オノ・ナツメ  掲載誌:月刊ビッグガンガン

あらすじ
タバコに高額課税がなされ、金持ちだけが喫煙を楽しめる架空の世界。
かつて、12の地区による一斉クーデターが起こり、各地区ごとによる自治が認められた経緯がある、13の自治区から構成されるドーワー王国。クーデター後、警察、消防、医療などを傘下に置く民間組織・ACCA(アッカ)が置かれることになり、その監察課は各自治区で業務が適正に遂行されているかを監視していた。
“もらいタバコのジーン”の異名を持つ監察課の副課長、ジーン・オータスがいつものように視察へ向かおうとした朝、ACCA5長官の会議で「監察課の廃止」が決定する。突然の決定にざわつく局員を後にして、視察へ出発したジーンは、その地である不正を摘発する。ジーンの手柄により決定が覆り、監察課の継続が決まる。
廃止派から延命派に転じた長官の一人が、クーデターの種が生まれつつあること、視察で各地を飛び回るジーンがそのパイプ役を担っている疑いがあることを報告し、ジーンには密かに内務調査の目が光ることになる。その内偵を行うのは、内務調査課の覆面局員「クロウ」こと、学生時代からの親友ニーノであった。(Wikipediaより)
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今回紹介するのは『ACCA13区監察課』です。架空の国を舞台にクーデターが起きようとするという緊迫な事態を静かな雰囲気で描く独特の空気感を持つ作品です。
最初は不思議な雰囲気に戸惑いますが、物語が進むにつれてそれぞれキャラクターの思惑が絡み合い、面白くなってきます。
全6巻と短めですが、それ故手に取りやすいですし、内容も濃いので短いと思いません。
また、アニメ化もされていますがこちらもお勧めです。ジーンを演じている下野さんは少年役メインという印象がありましたが、こんな大人の男性を演じるようになったんだなぁと妙に感慨深くなりました(笑)