1/11じゅういちぶんのいち  作者:中村尚儁  掲載誌:ジャンプSQ.19→ジャンプスクエア

じゅういちぶんのいち
あらすじ
サッカーが得意な少年・安藤 ソラ(あんどう ソラ)は自分に懐いていたサッカーが下手な少年ツヨシからプロになれるという言葉を貰ってからプロになる事を夢見ていたが中学生の時に自分よりも強い選手と対戦した事で挫折。高校ではサッカーをやめることを決めていた。そんな彼の前に若宮 四季(わかみや しき)という少女が現れた。口数が少なく表情に乏しい彼女だが中学で女子日本代表に選ばれマスコミからは天才少女と騒がれていた安藤にとって遠い存在だった。そんな彼女に「サッカーは1人でやるものじゃない」と告げられた安藤は引退試合でその言葉の真意を知るのだった。
引退試合から帰宅した安藤は驚くべき事実を知る。若宮はアメリカリーグに移籍するために渡米しようとして飛行機事故に遭い無くなっていた事・彼女の旧姓は津吉四季で少年だと思っていたツヨシは若宮だった事、若宮は安藤の事を遠く離れた後も忘れておらずもう一度安藤のプレイを観たいと願っていた事、死してその願いを叶える為に安藤の前に現れた事。
彼女の言葉で自分が1人善がりのサッカーをしていた事を悔い改め、辞めるはずだったサッカーを続け諦めたプロサッカー選手になるという夢を追いかける決意をする。
「チャンピオンリーグで優勝して世界で最強のチームの1/11になる」その夢を叶えようと情熱を注ぐ安藤に周囲の人間も徐々に変化していく。
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今回紹介するのは『1/11じゅういちぶんのいち』サッカーでプロになる少年が主人公のお話ですが、スポーツ漫画というより青春漫画や人間ドラマの方が重視されているなという印象の作品です。
主人公は安藤ソラですが、回によってはマネージャーや容姿は良いけどそれだけの自分に劣等感を抱く少年など安藤の周囲の人間がメインになっている話も多く、安藤に影響されて変わっていき成長していく人物の話が多いです。
物語は2部構成になっていて、1部は安藤の高校生時代2部は安藤がプロ入りしてからのお話になっています。