デビルマン  監督:那須博之 脚本:那須真知子

あらすじ
喧嘩は弱いが心優しい少年・不動明は狂暴な面を秘めた親友・飛鳥了と思いを寄せる牧村美樹と共に平穏な日常を過ごしていた。
ある日、飛鳥に呼ばれて飛鳥の家に行くと彼の父親がデーモンに食われているところを目撃してしまう。更に偶然にも不動は人間の心を持つデビルマンとなってしまう。
世界中でデーモンが現れ世界中はパニックになってしまうのだった。
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今回はあの有名な実写化『デビルマン』を紹介します。と言っても悪い意味で有名になりすぎてもう今更な事しか書けませんが(笑)
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ぶつ切りの場面転換の数々。
私は原作もアニメも知らずに映画を観たのですが、とにかくカットの仕方が雑。序盤のデーモンとの戦いやシレーヌ戦は見所なのに何故か敵を倒すシーンは無し。観ててノれない。
尺に収める為なのか説明はナレーションで済ませる事もしばしばでそれでも説明不足が多く、ネットの解説を読んでようやく分かります。原作知らないと分かりにくいのに原作を好きであればあるほどこの映画のひどさが浮き彫りになるという。
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ひどすぎる主役の演技
本作の主人公である不動明と飛鳥了(他人なのに何故か双子のダンスユニットを起用。顔が同じな事に特に意味はない)は演技経験がほとんどなく、役者としての基礎もできていない状態の起用です。なので褒めようがない位演技がひどく、シリアスな場面でも緊張感がありません。
主役の演技のひどさで隠れていますが、何気にメインキャストの大半が本職の役者ではないので演技のレベルが低いです。主演よりもちょい役のボブサップや小林幸子の方が演技ができるってどういうこと?
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良かったところ
・CGは中々
戦闘シーンの迫力不足やぶつ切りで活かしきれていませんが、大金かけているだけあってCGの出来は悪くないです。ただ天使化した飛鳥やシレーヌはなんだかシュール。
・ススム役の演技は上手い
多分この映画で一番演技が上手い。ススムは永井豪先生の短編漫画『ススムちゃん大ショック』の要素が組み込まれていて影の主人公ともいえる存在ですが、演技の上手さも相まってススムとミーコパートは悪くありませんでした。