進撃の巨人 悔いなき選択  原作・諌山創  ストーリー原案・砂阿久雁  作画・駿河ヒカル  掲載紙・ARIA

悔いなき1

 

俺にはわからない ずっとそうだ……
自分の力を信じても…信頼に足る仲間の選択を信じても…
…結果は誰にも分からなかった…

 

“巨人”の存在により人類が3重の壁の中で暮らす世界。王都を囲む市街地の地下には“地下街”と呼ばれる地上では暮らせない貧しい者や犯罪者の巣窟があった。
その地下街で暮らすゴロツキ、リヴァイとその仲間イザベルとファーラン。彼らは兵士にしか使用を許可されない“立体機動装置”を独学で使いこなし立体機動装置を使って盗みなどをしながら生きてきた。
ある日、調査兵団により捕獲された事で窮地に立たされるリヴァイ達。だが調査兵団のエルヴィン・スミスがリヴァイに取引を持ちかけた。
リヴァイ達の罪を不問にする代わりに、壁の外に出て外界の調査をする調査兵団に入団する事だった。

これが後に調査兵団団長になるエルヴィンと人類最強と謳われるリヴァイの出会いだった……。
進撃の巨人のスピンオフ作品、悔いなき選択です。主人公は進撃の巨人の中でも特に人気の高いリヴァイです。
リヴァイは身長160cmと小柄ながらも作中でもトップクラスの戦闘能力を持ち、常人なら数人がかりでもやっと殺せる巨人を瞬く間に2匹を始末する程で、人類最強の兵士とまで呼ばれています。性格は無愛想で粗暴ながらも仲間想いでそんな彼を慕う兵士も少なくありません。また、ゴロツキだった過去とは裏腹に(またそういった過去があるからか)潔癖症で掃除をする時は三角布で頭や口を覆って掃除をし、エレンの掃除に納得がいかなかったら問答無用でやり直しを要求するほど。

小柄なのに強い。冷徹だけど仲間想い。ゴロツキだけど潔癖症。そして謎めいた過去。こういったギャップとか謎が人気の理由なんでしょうね。そんなリヴァイのスピンオフと聞いて驚きましたね。リヴァイが何故ゴロツキから調査兵団に入ったのか、エルヴィンとの関係とかはてっきり本編で明かされると思っていたので。
リヴァイの仲間の一人称が「俺」でリヴァイを兄と慕うイザベラと地上での生活を夢みる頭脳派のファーラン。リヴァイも2人には心を開いていたようですが、彼らは初の壁外調査で命を落としてしまいます。
2人は本編で登場しないオリジナルキャラクターなのでこうなる事は予想していましたが、2人の死を前にしたリヴァイの叫びが何とも言えません。
まだ若きリヴァイの物語。リヴァイやエルヴィン好きな方はチェックしてみてください。