賢い犬リリエンタール  作者:葦原大介  掲載誌:週刊少年ジャンプ

賢い犬リリエンタール
あらすじ
日野兄妹の2人のもとへ、海外に離れて暮らしている両親から「あなたたちの弟と一緒に日本に帰ります」という手紙が来る。弟が来ることを楽しみにしていた日野兄妹だったが、2人の前にやってきたのは、リリエンタールと名乗る犬だった。しかも賢い犬リリエンタールは、人のこころに反応し、ぼんやり光ってまわりにふしぎなことを起こす変な犬だったのだ。今日もリリエンタールのふしぎな力により、日野家に騒動が起こる。リリエンタールは無事にりっぱな日野家の弟になれるのだろうか?(ウィキペディアより)
***
『ワールドトリガー』の葦原大介先生の初連載である『賢い犬(かしこいけん)リリエンタール』の紹介です。
主人公のリリエンタールはなんと言葉を話し二足歩行出歩く犬。しかもリリエンタールには不思議な力があり、相手の心に反応して様々な現象を引き起こす能力を持っています。そんなリリエンタールを狙う悪の組織(名前はない。悪の組織だから)と色々あったりしますが、基本はリリエンタールと周囲の人のお話を描いた作品です。
本作は難しい単語には注記が施されていたり、葦原先生のシンプルで丸みの帯びた画風から子供向けを意識しているように見えますが、話しづくりや一見地味ながらも味のあるキャラクター描写はどちらかというと少年よりも上の世代に受けそうな作風だと思いました。『ドラえもん』の作者の藤子・F・不二雄先生が提唱した「SF(少し・不思議)」という言葉がよく似合う作品という印象。