女の子って…
スゲー苦手

あんねちゃんたろう  掲載誌:赤マルジャンプ

あらすじ
一ノ瀬タロウは女の子と一緒にいるのが恥ずかしいという思春期真っ盛りの中学1年生。美術の成績が良いタロウは鬼溶童(おにとけわらべ)に選ばれた。
鬼溶童とはタロウの住む地域のお祭りの事で、毎年年の終わりに男女1組が神社に雪像を作ってそれを叩き割る役目を担う。女子と2人でやらなければならないということもあって嫌そうなタロウだが、しぶしぶ役場に手続きをしに行く。
大人しい子が相方なら1人でやるといって2人きりになる時間を減らせるから大人しい子が良いと願うタロウ。そんな時、わざわざ役場まで来て鬼溶童に志願してきたのは裕福な家の娘の桃園アンネ。思わずタロウも見惚れる美少女だがアンネはタロウを見るや否や可憐な佇まいとはかけ離れたテンションでタロウに話しかけてくる。アンネはタロウに昔筆箱を拾ってくれた時からタロウに想いを寄せタロウと一緒にいたいがために鬼溶童に志願したのだ。
アンネをやばい奴認定して逃げるタロウだが、アンネの親はタロウの父が務める会社を経営しており両親は完全にアンネの味方で仕方なくタロウはアンネと共に雪像を作る事になる。デザインを決める段階で、アンネは意外にも様々なアイディアを考えており鬼溶童には真剣に取り組もうとしていることが分かった。ただ、タロウに対しては好意が暴走しているのは変わらずちゃっかりタロウの枕と自分の枕を交換していた。
タロウが1人で雪像づくりに励んでいるとタロウの友人が助っ人として駆け付けた。アンネと一緒にいる所を見られたくないタロウは追い返そうとするが失敗。アンネにアタックされるタロウを見た友人たちは内心羨ましがりながら帰っていく。だが、友人たちはタロウがアンネにからかわれているだけだと話し、嫉妬心もあって2人を破局させようと企てる。帰宅後友人たちから電話でそれを言われたタロウはアンネを避けるようになる。
ついには鬼溶童をサボろうとするタロウに父親がタロウが壊した像の事を話す。それは小学1年の時真冬の川に落ちたアンネの筆箱をタロウが拾い上げた事の礼に貰ったものだ。タロウがアンネが本当に自分を好きでいてくれている事を知るとすぐさま祭りの場に現れる。
無事祭りを終えた2人。その後初詣でアンネと会ったタロウは筆箱の件を忘れていた事を謝罪する。アンネは覚えていないのはタロウにとって当たり前の事だったと言うと家に帰る。ちゃっかりタロウのマフラーを自分のマフラーと交換して。
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思春期特有の異性が苦手な男の子とそんな男の子にちょっとやばいくらいの一途な愛を捧げる女の子のお話。女の子と仲良い男の子を友達がからかったり、女子が男子に怒ったり昔を懐かしんでしまいました。