犬夜叉  作者:高橋留美子  掲載誌:週刊少年サンデー

犬夜叉
あらすじ
戦国時代の日本、あらゆる願いを叶えるという宝玉・四魂の玉を巡り人間と妖怪の争いが続いていた。四魂の玉を守る巫女・桔梗は、半妖・犬夜叉と心を通わし愛し合っていた。しかし、罠にはまり、お互いに裏切る。桔梗は玉を奪った犬夜叉を最後の力で封印し、自分もまた力尽きる。遺言により、四魂の玉は桔梗の亡骸と共に燃やされ、四魂の玉はこの世から消え去った。
そして500年後の現代、神社の娘・日暮かごめは15歳の誕生日に、神社の祠にある古びた井戸から戦国時代へとタイムスリップする。そこは犬夜叉と桔梗の争いから50年が経過した時代であった。桔梗の生まれ変わりであるかごめの体内から再び四魂の玉が現れ、犬夜叉は蘇る。そして玉を巡って妖怪たちが動き出す。
戦いの中で四魂の玉はとんでもないハプニングにより無数のかけらに飛び散った。四魂のかけらを集めるために旅することになった犬夜叉とかごめ。最初は嫌々だったが、2人は次第に惹かれ合っていく。その旅の中で、50年前、犬夜叉と桔梗を罠にかけた張本人・奈落の存在が明らかに。二人は奈落を追う中で、旅の中で出会った子狐妖怪七宝、奈落に呪いをかけられた法師弥勒、妖怪退治屋珊瑚の仲間と共に、宿敵奈落を倒すため、玉の因縁を断ち切るために戦っていく。(ウィキペディアより)
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高橋留美子先生の『犬夜叉』の紹介です。ラブコメを得意とする高橋先生ならではのキャラ同士の恋や複雑な人間関係を軸にしたファンタジーバトル漫画でアニメでは『戦国御伽草子』というキャッチコピーが付けられていました。
本作の魅力はダークでシリアスな雰囲気とコミカルな描写のバランスや敵キャラの魅力などたくさんありますが、なんといっても犬夜叉・かごめ・桔梗の複雑な恋模様ですね。
半妖の犬夜叉は巫女の桔梗と恋に落ち、共に生きようと誓い合いますが桔梗に恋い焦がれる奈落の罠で2人は決別。桔梗は逝去し犬夜叉は封印され50年の眠りに就きます。時は経ち500年後の現代で桔梗の生まれ変わりである普通の女子中学生の日暮かごめ。かごめは四魂の玉を狙う妖怪の手により戦国時代にタイムスリップします。そこで犬夜叉の封印を解いてしまい、更に四魂の玉はある出来事で四方八方に飛び散ってしまいます。強大な力を持つ四魂の玉を野放しにしておくわけにはいかず、欠片となった四魂の玉を集める旅に出るものの当初は犬夜叉は桔梗に裏切られた事で荒れていてかごめにも荒々しい態度を取りますが次第に2人は惹かれあい……しかし、桔梗は半端な形で復活をし犬夜叉はかつて愛した女性を今惹かれる女性との間で揺れ動き、更には桔梗と犬夜叉の仲を引き裂いた奈落が四魂の玉を狙っている。というややこしい人間関係をしています。
中盤は奈落の逃亡とそれを追う犬夜叉一行の構図がひたすら続きだれてしまった部分がありますが、それでも面白い事は変わりません。