烈火の炎  作者・安西信行  掲載紙・週刊少年サンデー

烈火の炎1巻

 

忍者に憧れる花火師の息子花菱烈火(はなびしれっか)は治癒の能力を持つ美少女、佐古下柳(さこしたやなぎ)を自分が使える姫と決める。
ある日、謎の女影法師が現れた事で、烈火達は魔導具と呼ばれる存在を知る。
当時のサンデーでは珍しいバトル漫画で、当時は大人気だった烈火の炎を紹介します。
この漫画の魅力は何と言ってもその絵の美麗さ。連載当初はシンプルで癖のある絵でしたが話が進む内に先生の画力が向上していき、女の子キャラは可愛く、男キャラはカッコよく描かれるようになりました。最初と最後の絵を見くらべたらその違いは一目瞭然。別人が描いたと言われたら納得するほどです。
絵だけではなく、キャラクターも魅力的で癒し系で可愛くその特殊な力を持つゆえに的に浚われるヒロインの王道をいく柳に、お転婆だけど乙女で作中では随所にお色気シーンが描かれる霧沢風子(きりさわふうこ)に風子に想いを寄せるスケベだけど男気のある石島土門(いしじまどもん)に姉を殺した者に復讐を誓うクールな水鏡凍季也(みかがみときや)に始めは烈火達と敵対していた紅麗の部下であったけど後に仲間になる無邪気な小金井薫(こがねいかおる)
皆個性的でそれぞれにちゃんと見せ場や印象的なシーンが描かれてるのがポイント高いですね。
烈火と紅麗との因縁の関係、極悪非道で人としての道を踏み外した森 光蘭(もり こうらん)、水鏡の復讐相手の正体、紅麗に忠誠を誓う雷覇(らいは)と風子の敵対している者達の奇妙な関係。永井木蓮(ながいもくれん)の烈火達に対する執念。そして烈火と柳の関係の変化。
様々な人間関係が深く絡み合い物語は進んでいきます。ギャグもシリアスのラブロマンスもあって、読んでいくうちにぐいぐい引き込まれる作品なので是非読んでみてください。