火ノ丸相撲  作者・川田 掲載紙・週刊少年ジャンプ

 

火ノ丸1巻

 

〝相撲〟土俵上で廻しのみを身につけ戦う日本古来の武道であり
数少ない『無差別級』の格闘技

ゆえに「大きく」「重く」ある者が絶対優位-

高校相撲においても体重100kgを優に超える巨漢がひしめく中
横綱という頂を目指さんとする彼の体はあまりに-

 

 
数あるスポーツ漫画の中でも相撲を取り扱っているスポーツ漫画は少ないんじゃないでしょうか?
今回はそんな世にも珍しい相撲漫画を紹介していきます。
主人公、潮火ノ丸(うしおひのまる)は小学生時代は《鬼丸》と呼ばれるほど強い相撲選手でしたが、中学に入ってから身長が伸びず、力士になる為の最低身長に届かない程です。その為中学時代は無名の選手で終わってしまいましたが、本人は力士になり横綱になる夢を諦めておらず、彼が力士になる最後の手段の高校相撲のタイトルを総なめして学生横綱になる事を目指します。しかし、彼の進学した大太刀高校の相撲部は部員が小関信也(おぜきしんや)1人の弱小の上に五條佑真(ごじょうゆうま)率いる不良達の溜まり場と化していたのです……。
今時珍しいくらい泥と汗の臭いを感じるスポ根漫画です。無名の弱小校、最初は相撲をバカにしていた不良が主人公に出会い変わっていくなど、ちょっと古さを感じてしまう設定や展開がありますが、読んでいくうちにそんなもの気にならなくなる位の熱さと面白さを持った漫画です。やっぱり王道というのは何年経っても面白さが色あせないから王道なんですね。

身長という自身の努力だけじゃどうしようもない“壁”が立ちふさがりながらも、その事実を嘆く事なく新しい道で自分の夢を追いかける潮は見ていてスカッとする男ですね。そんな彼を中心とした大太刀相撲部が今後どんな戦いを見せるのか、そして潮は夢である横綱になれるのか、是非彼らの活躍をその目で見てください。