浮世艶草子  原作:篁千夏  作画:八月薫  掲載誌:コミック乱

浮世艶草子
概要
人の本質は変わらねど、時代が変われば文化も変わる・・・。江戸の性風俗を通して見えてくる、男と女の不変の営み・・・。江戸の性文化を華麗な筆致で描いた話題作。(公式の紹介より)
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今回紹介するのは江戸の性文化を題材にした『浮世艶草子』です。成人向け漫画ではないのですが描写はかなりエロティック。というかよく規制がなかったものです。
物語は男女が恋愛関係になって結ばれる描写が多いのはフィクション故の後味の良さを追求しているなという感じですが、性文化に関してはしっかり、かつ、忠実に再現していると思います。
輿入れ前(結婚前)の姫に性教育を施し春画(エロい絵のこと)を嫁入り道具として持たせる文化には驚きましたが、これは女性が家の世継ぎを産む為に床上手になってもらわないと家や輿入れした女性の立場にも関わるので重要な勉強だったんですね。
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読んだ感想としては江戸時代の性はかなり大らかだったんだなと思いました。結婚したばかりの夫婦にセックスの指南をする職業があったり、夜這いの文化があったり。ただ、聞いた話ですが江戸時代は非常に性病が蔓延していたというので性がオープンだったけどその所為で性病にかかる危険も高かったみたいです。