少女革命ウテナ


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今年GYAOという動画配信サービスで少女革命ウテナの配信がありました。
私はそれまでウテナを全部見た訳ではなく、この配信でウテナを最初から最後まで見たのでウテナのキャラについて思った事を書いていきます。
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姫宮アンシー
このアニメのもう1人の主人公。生徒会編はやや(かなり?)変わったところがありながらも決闘の景品扱いされる悲劇のヒロインのような印象を与えますが、実はその決闘を仕向けた暁生の忠実な妹でした。
世界でただ1人お姫様になれない『王子様の妹』しかし、王子様を真に愛していたのは彼女だけ。休む暇もなく世界中の女の子であり続ける事に疲弊したディオスを救うために彼を封印。王子様を失った事で世の女の子はお姫様になることができず、お姫様になれなかった女の子の家族から『魔女』と呼ばれ『100万本の剣』で貫かれその苦しみに耐え続ける罰を受ける少女、それがアンシーの正体です。
暁生の命令で決闘の勝利者の花嫁になり、御影を駒にする為に馬宮に変装し、暁生編ではウテナを懐柔しようとする暁生の手助けをするなどウテナに守られている裏で暗躍します。そういえば、暁生編で薫幹の新しい母親としてアンシーがバラの花嫁の姿で出ていますが、あれは何だったんでしょうか? 暁生の命令で薫の父親を懐柔したとか? ウテナの傍にいながら馬宮に変装して御影騙してその上学園の外にいるであろう男を懐柔? さすがに忙しすぎでしょ。
自分の意志を持たないようにただ笑っていた彼女ですが、最終章の黙示録編ではウテナと暁生をじっと見つめたり距離を縮めようとする2人を牽制するような発言をしています。作中ではそう見せかけて実はチュチュに話しているというオチですが……。
チュチュはアンシーの心のメタファー(暗喩)なのでチュチュを制する=2人を見て心を荒げる自分を制しているようにも見えましたね。
アンシーは暁生に惹かれるウテナを軽蔑していたと言っていました。一方でウテナに確かな友情を抱いていたようで最後の決闘の前夜に自殺しようとしたり最後の最後までウテナに決闘を止めるように忠告したり薔薇の花嫁としてではなくアンシーの意思でウテナを決闘から遠ざけようとしたと思います。