孤独のグルメ(原作)  原作:久住昌之 作画:谷口ジロー

孤独のグルメ
腹が……減った
あらすじ
個人で輸入雑貨の貿易商を営む井之頭 五郎(いのがしら ごろう)結婚や店を構えるという事には興味を持たず自由気ままな独身貴族生活を謳歌する彼の人生の楽しみ。それは食事をする事。空腹の赴くまま近くの飲食店を探し、店先の旨いものを食べる事が彼の最高の楽しみなのである。
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主人公がひたすらその日食べたものの感想を心の中で言う異色のグルメ漫画(そもそもグルメといっていいか分かりませんが)『孤独のグルメ』のTVドラマ版です。
原作にはないゴローの仕事に関する前半パートと腹が減り居ても立っても居られず飲食店を探しその店のメニューを食べる後半パート、そしておまけコーナーで構成されたこのドラマは深夜の低予算ドラマながらヒットしシリーズ化されました。
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細かい蘊蓄も盛り上がる展開は無い!
前半パートは正直そんなに面白いとは思わないんですが、ゴローは腹を空かせてからが本番。飲食店で出された料理をゴローがひたすら食べる。原作と違ってドラマに登場する飲食店は実在の店なので『外れ』の店はなく、ただゴローが旨い旨いと言ってご飯を食べます。それだけです。本作は店の存続を賭けた料理バトルをすることもなければ潰れかけの店の経営を奇想天外なアイディアが生み出す料理で救う話でもなく、登場キャラが料理や食材の蘊蓄を語る事は一切なく、旨いものを食べてその旨さを豊富なボキャブラリーで解説するわけでもなく、あまりの旨さに口からビームを出す事もなく服が肌蹴ることもなく、ただ旨いと言ってゴローが料理にがっつくだけのドラマです。正直何故そんなドラマを面白く感じるか理由は観ている私にも分かりません(笑)あと、料理が美味しそう、なおかつ街に出て探せば同じ料理が食べられるのでこのドラマを見た後だとゴローが食べたものと同じものが食べたくなる衝動に駆られるので深夜に見るのは危険です!
ただ、気になる点はゴローが汁物を食べる時汁をすする音がちょっと下品だなと思いました。その音で食欲が刺激される人もいると思うのでそこは好みの問題かな?