境界のRINNE  作者:高橋留美子  掲載誌:週刊少年サンデー

境界のRINNE
あらすじ
高校生の少女・真宮 桜は、幼い頃に神隠しに遭い、あの世でもこの世でもない境界・輪廻の輪の近くに連れて行かれた過去をもつ。「親切な謎のオバさん」に助けられるも、それ以来、何故か「霊が見える」体質になってしまった。成長するにつれ、「大きくなれば治る」と信じていたものの一向に治る気配はなく、生きた人間と霊魂の区別がつかないほどはっきり見える桜は、その能力を友人たちにも隠し続ける日々を過ごしていた。
高校に進学した桜は、5月に入っても登校しない隣席のクラスメート・六道 りんねのことを気にかけていた。ある日、桜は教室でなかば悪霊化したチワワと戦う「羽織姿の少年」を見てしまうが、少年やチワワは桜だけにしか見えていなかった。着れば霊体化して一般人には姿が見えなくなる黄泉の羽織を纏った姿を桜に見られた少年は驚き、どういうことかと問いただす。その少年こそ、六道りんね本人だった。
りんねは現世に彷徨う霊魂たちを導き輪廻の輪に乗せる「死神のような仕事」を人知れず行っていたが、祖父の死後赤貧に喘ぎ、「高校の制服すら買えずに一張羅は中学指定のジャージ」で「死神道具の購入資金に充てる小銭にさえ事欠き」、「老朽化により使われなくなったが『霊障』が原因で取り壊しが見送られている高校のクラブ棟にこっそり住み着いている」有様だった。なりゆきでりんねに力、もとい小銭を貸して仕事に協力することになった桜は、りんねと共に訪れた霊道の果てにある輪廻の輪が存在する世界を見て、かつてここに来たことがあると思い出す。
やがて桜は、かつて自分を助けてくれた「親切なオバさん」・魂子と再会を果たす。魂子はりんねの祖母で死神であり、桜は自身の記憶を喪っていた理由、そして霊が見えるようになった経緯を明らかにされる。さらに、りんねが死神のような仕事をしなければならないのは、「魂を導くべき人間の男性に一目惚れした魂子が『ありとあらゆるコネと手段』を用いて彼に50年の寿命を与えて貰い、夫婦生活を送って子や孫を得た代償として、孫子の代まで死神のノルマを果たすと契約した」ことによるものだと判明する。りんねは死神のような人間のような存在(死神と人間による混血)で、力が正統な死神には劣るため、強力な悪霊相手では道具に頼らなければ勝てないのだった。図らずも様々な疑問が一気に解消した桜は、以来、りんねの仕事と生活をなにかと助けることになる。
りんねは仕事と生活の両立のため、「学校の使われなくなった百葉箱に『お供え』と『お賽銭』を入れて『依頼』をすると依頼内容が成就する」という伝説を自ら流すものの、肝心の「お供え物とお賽銭」の部分はイマイチ浸透しなかった。りんねのもとには魂子からリストラされた使い魔の黒猫・六文が、「エサ代自分持ち」という劣悪な雇用条件ながら契約して仕事をサポートするようになり、子供のころからりんねを逆恨みする悪魔・魔狭人、そして、りんねを借金地獄と極貧生活に突き落とした張本人であり、実の父親で堕魔死神のボスでもある鯖人らと激しいバトルを繰り広げるのだった。
かくして、ひょんなことからりんねと関わることになった桜は、この世に未練を残す幽霊たちを輪廻の輪へと送り成仏させるために、彼とともにあの世とこの世を行ったり来たりする忙しい日々を過ごすことになるのであった。(ウィキペディアより)
***
死神六道りんねと霊が視える間宮桜が織りなすコメディ漫画『境界のRINNE』の紹介です。
本作はコメディ要素が強いながらうる星やつらやらんま1/2で見せたハイテンションな作風とは違いかなり落ち着いたテンション(他の連載作と比べると)で繰り広げられるコメディです。これは時代に合わせた結果なのか高橋留美子先生の年齢的なものなのでしょうか?
アニメでは今までの高橋留美子作品に出演した主人公ヒロインの声優が登場したり、高橋留美子作品の集大成的な側面もあります。