名探偵コナン 天空の難破船(ロストシップ)  監督:山本泰一郎  脚本:古内一成

天空の難破船

捕まった……!?
怪盗VS名探偵-華麗なる冒険の(アドベンチャーミステリー)
あらすじ
東京都西多摩市の国立東京微生物研究所が、7人組の武装グループに襲撃される事件が発生。武装グループは研究所に厳重保管されていた殺人バクテリアを強奪、研究所を爆破して逃走した。
警視庁でこの事件について記者会見が行われ、小田切警視長は無用なパニックを回避するため、報道規制を敷こうとする。しかし、会見の最中にテロ組織「赤いシャムネコ」から「殺人バクテリアを手に入れた。7日以内に次の行動を起こす」との犯行声明がインターネット上に流されたため、報道規制は無しになる。翌日、各新聞は一面で最大級の見出しでこの事件を取り上げ、テレビも朝からこの事件の報道一色となる。
時を同じくして、鈴木次郎吉がまたもや怪盗キッドに挑戦状を叩きつけた。鈴木財閥が建造した世界最大級の飛行船「ベル・ツリーI世号」に収めたビッグジュエル「天空の貴婦人(レディー・スカイ)」を盗んでみろというのが今回の挑戦。制限時間は東京を出発する13時から大阪に到着する19時までの6時間。キッドからは「夕方、飛行船が大阪市上空に入ってから頂きに参ります」との返事が届いた。
赤いシャムネコの犯行予告期限の7日目、飛行船は次郎吉の招待を受けたコナン、蘭、小五郎、少年探偵団、さらに中森警部ら刑事と独占取材陣たちを乗せて離陸した。ところが、各々が遊覧飛行を楽しんでいた矢先、赤いシャムネコから「殺人バクテリアを船内にばら撒いた」との脅迫電話が次郎吉にかかってくる。喫煙所を調べると、ソファーの下に赤いシャムネコのアンプルが発見された。その直後、乗客と乗務員の2人に感染症状である発疹が発生。さらに船内に侵入した赤いシャムネコによって飛行船がハイジャックされ、船内に爆弾を仕掛けられてしまう。爆弾が爆発すれば乗客・乗務員全員が犠牲になる。そして、大阪上空で飛行船が爆発して細菌が飛散した場合、1000万人の人々が感染の危機に晒されるというバイオハザードが発生する未曽有の事態になってしまう。コナンは少年探偵団と協力して、各所に仕掛けられた爆弾を解除していく。(ウィキペディアより)
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キッドがメインの『天空の難破船』の紹介です。今作では今までの映画で見せたクールで気障な怪盗キッドとしての側面よりも『まじっく快斗』で見せたコミカルな面が強いです。また、今作はコナン映画では珍しく殺人描写が一切ない珍しい作品で、犯人の狙いについての推理シーンはあるもののアクションシーンの方が多いと思います。
本作の見所はアクションシーンだけでなく、キッドが蘭から誤魔化す為に自分は工藤新一で訳あって泥棒をやっていると嘘を吐き、その嘘を信じた蘭の葛藤です。今作のテーマはキッドと蘭とコナンのラブコメで原作でもやりたかった話だそうな(蘭って原作では新一の顔に整形して新一の振りをした少年の正体が新一でない事に無意識に感じ取ったり、新一が死羅神様の格好をしている時には死羅神様が新一である事を無意識に感じ取っていたんですが、キッドの場合はキッドが新一だと信じてるんですよね。キッドと新一の関係には重大な秘密があるそうなのでそれが関係しているんでしょうか?)
ラストシーンでは蘭がキッドに自首をしてくれと懇願し、それに対しキッドが自首する代わりにキスをしてくれと要求……ってキッドには青子がいるのにその願いはどうなんだ!? これはキスしてくれと言っておいて蘭の隙を狙って逃げる準備(あと蘭のお尻を触りたかった)をする為だと信じたい。