冒険王ビィト  原作:三条陸  作画:稲田浩司  デザイン協力:中鶴勝祥) 掲載誌:月刊少年ジャンプ→ジャンプSQ.CROWN

冒険王ビィト
あらすじ
舞台は「暗黒の世紀」と呼ばれる時代。魔物(モンスター)を操る魔人(ヴァンデル)によって、人々は苦しい生活を強いられていた。辺境の地アンクルスの里で育った主人公の少年ビィトは、魔人を退治する職業「ヴァンデルバスター(バスター)」になり、大陸最強との噂も高い「ゼノン戦士団」に入ることを夢見て、勝手にバスターの契約を済ませる。それから程なくして、魔人の格を示す「星」を獲得すべく現れた五ッ星魔人ベルトーゼとゼノン戦士団との間で激闘が交わされる。その戦いを目撃し、優勢のゼノンに声援を送ったビィトはベルトーゼに捕まって命を奪われかけ、彼を救うため陣形を崩した戦士団の5人も攻撃を受け瀕死の状態になる。戦士団の5人は自らの魂の武器・才牙(サイガ)に残りわずかの生命力を込めてビィトに託し、最後の力でベルトーゼに立ち向かう。ビィトが目覚めたとき、ゼノン戦士団の5人は行方不明となっており、ビィトは自分の無力さに打ちひしがれて号泣し、自らの手で「暗黒の世紀」を終わらせる決意を固める。それから3年後、修行の末にたくましく成長したビィトの冒険が始まる。(ウィキペディアより)
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今回紹介するのは『冒険王ビィト』です。『ドラゴンクエストダイの大冒険』を手がけた三条先生と稲田先生が再びタッグを組んで発表したオリジナル漫画です。
モンスターやヴァンデルを倒すとバスターに経験値が入り、その経験値に応じて報酬が貰えるなど、全体的にRPGのような世界観でありながら、バスターは暗黒の世紀から人々を守る存在ではなく賞金稼ぎのような存在で強い力を持つ故に人々から恐れられるように描かれる、更にはヴァンデル側にもレベルや通貨の概念がある事が描かれ、ヴァンデル側が人間を苦しめるのは金の為だったりレベルを上げる為というRPGプレイヤーと同じ目的、といった普通のRPGではないような描写です。
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長い休載
連載開始から長らく月刊少年ジャンプの看板漫画として高い人気を誇り、アニメ化もした作品ですが、作画担当の稲田先生が病気で長期療養する事になり連載は中断、原作担当の三条先生も本業の脚本業に専念するようになり、ファンからは連載再開が絶望視された作品でした。
しかし、2016年にジャンプSQ.CROWNで連載が再開。休載期間はなんと10年。この発表にはファンは言うまでもなく大喜び。更にいざ連載が再開すると長いブランクにも関わらず画風はほとんど変わらぬあの頃の作画でファンを驚かせました。
稲田先生の体調や三条先生のスケジュールの都合など不安な要素はありますが、物語は再び動き出したのです。