ルパン三世 GREEN vs RED  監督:宮繁之  脚本:大川俊道

グリーンVSレッド
あらすじ
今日も世界中で活動をするルパン三世。しかし、それはほとんどが違う格好、違う顔、違うジャケットを着ていた。何十人のルパンを海を越えて捜査していた銭形は、それはすべて偽者だと感づいていた……。いったい本物は何処に?
そして、ついに万引きをする劣化版ルパンまで現れた。そのニュースに驚愕し、東京に集結したルパンたちは、銭形による集団検挙を喰らう。どういうわけかその検挙を逃れたのは、劣化版ルパンと彼を助けた兄貴分のルパンの二人だけであった。だがその兄貴分も、ルパンを続けることに限界を感じて去ってしまう。
同じ東京の寂れた街。夢も希望も無く、ただ毎日を漠然と過ごすしかなくラーメン屋のアルバイトで生計を立てる青年ヤスオ。恋人である人気レポーターのユキコからも愛想をつかされつつあり、叶う事の無い「刺激」を求め続けていた。しかしそんな時店に残っていた緑色のジャケットとスったワルサーP38を切っ掛けに、彼の人生は大きく狂い始めて行く。
それからしばらくして東京で飛行機事故が発生した。実際は民間の軍事組織「ナイトホークス」によるものであった。その「ナイトホークス」の持つお宝・アイスキューブを目当てに、飛行機事故の現場の近くにいたルパンは、次元とともに事故の生き残りの少年を車に助け入れる。しかしその少年の頭には脳手術の跡が有り、ルパンは脳の中にデータがあると気付き、データのダウンロードに成功する。しかしそんな彼の車の中に、なんとジャケットの色を除いて自分と瓜二つの姿をしたもう一人のルパンが現れた。その後、二人のルパンは橋の上で対峙する。ルパンの追跡取材を行っていたユキコは、二人のルパンの姿を目撃し驚愕する。ルパンが2人!?
赤と緑。果たして、アイスキューブを手に入れるのはどちらのルパンなのか?次元や五ェ門、そして不二子はどちらのルパンの味方につくのか?銭形は本物のルパンを見分けることができるのか!?
ルパンの姿を偽るもう一人のルパンの正体、そしてアイスキューブに隠された秘密とはいったい何なのか…?(ウィキペディアより)
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今回紹介するのはファンの中でも評価が分かれる作品『ルパン三世 GREEN vs RED』です。非常に難解で癖のある作風で正直1度見ただけだと分からない部分が多く、好きな人は好き、嫌いな人は嫌いと多くのルパン作品でもこれだけ賛否両論の作品は珍しいのではないでしょうか? この作品はかつて劇場版が計画されたものの難解な作風故に制作中止になった押井守監督のルパン映画の構想を大きく影響を受けた作品らしいです。最も押井版ルパンのオチはルパン三世という存在は人々が作り出した虚構の存在でルパン三世という人物は初めから存在しなかったというオチになったらしいのですが、本作は誰が本物かはあやふやなもののルパン三世は確かに存在するという事になっています。
時系列を意図的に入れ替えて意味深なEDイラストなど考察ブログやサイトを見ると色々な解釈があって、作品を見ても分からない人は考察を探してみると良いかもしれません。