ラブラッシュ!  作者:山本亮平  掲載誌:週刊少年ジャンプ

ラブラッシュ!

あらすじ
白馬レイジ。彼は生まれつき遺伝子に世の女性を普通の男性より惹きつけやすい特殊な遺伝子『男の中の男遺伝子』を持っていた。その為彼は幼い頃から女性にモテにモテまくって周囲の男性から嫉妬を受けていたが白馬には幼い頃からずっと本命の女の子一筋だった。
白馬には幼馴染の少女・一宮シズクにずっと恋をし続けていた。一宮は白馬の特殊遺伝子が通じない数少ない少女だ。白馬は一宮に想いを打ち明けたいと思っていたが一宮は白馬の事をただの幼馴染として見ており異性として意識しておらず白馬は悶々とする日々を送っていた。
18歳の誕生日を明日に迎えた日、白馬の前に背中に翼を持った美しい女神のような少女が舞い降りる。彼女の名前はココロ=ロコ=ロココ。天界に住むキューピット族の王女でなんと彼女もまた白馬に一目惚れをして彼に求婚をしてきたのだ。
ココロのひたむきな想いに自分も一宮にどんな結末になろうとも告白をしなければと決意し、すぐさま彼女の許へ駆け寄り告白をしようとする。
しかし、白馬の18歳の誕生日、つまり結婚できる日になった事で白馬と結婚したいと望むあらゆる種族の娘が白馬に求婚し告白どころではなくなり、かくして白馬は多種多様な女性からの愛の猛攻撃(ラブラッシュ)を受ける事になる。
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今週から始まったのは『ラブラッシュ!』人外の少女がたくさん登場するラブコメディみたいです。
主人公の白馬レイジは『男の中の男遺伝子』という(というか白馬を診断した医者が命名したので世間でその遺伝子が公表されているかは不明)特殊遺伝子を持ち、その為女の子からモテモテの少年。ハーレム漫画で主人公が女の子にモテモテになる描写に「なんでこの主人公はこんなにモテているんだろう?」という疑問が生じる作品も中にはありますが、本作は遺伝子によるものという説明が付けられています。
この遺伝子の設定によって女の子が白馬に好意を抱く理由が読者にもはっきり分かりますが、問題としては女の子が白馬の事が最初から好きな所為で恋に落ちる過程が描きにくくなる事。本作がラブコメだとしたら恋の過程が描きにくいというのは女の子を魅力的に描きにくくなる可能性があるので今後女の子をどういう風に描写するのか注目。
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1話を読んだ感想としては、正直矢吹健太郎先生の『To LOVEる -とらぶる-』と似てるなぁって印象でした。といってもパクリと言う程似ているわけではありませんが、押せ押せなメインヒロインに主人公が密かに恋心を寄せるもう1人のヒロイン。その女の子に告白しようと思ったら妨害があって相手に伝わらず。で1話が終わる所が。ただ、本作にはラストで白馬と結婚しようとする多くの異種族の少女が出ると言う点。最近はいわゆるモンスター娘が密かに人気があるので彼女達と主人公の絡みを上手く描けば他のジャンプラブコメと違ったテイストをだせるかもしれません。
絵は可愛らしいので後はいかに女の子を魅力的に描くか、主人公を読者に嫌悪感を抱かせずに物語を進められるかが人気を獲得するポイントだと思います。