ライブ・ア・ライブ  開発・販売:スクウェア

ライブアライブ
概要
今回紹介するのは『ライブ・ア・ライブ』当時(今でも?)としては珍しい短編オムニバス式のRPGで様々な世界を舞台に多数の主人公が選べる作品で、それぞれの話でキャラクターデザインが異なり、なんとそのキャラクターデザインは有名な漫画家が手掛けている事で話題になりました。しかし、その所為で版権が少々ややこしくなっており(作品の版権をスクウェア・エニックスだけでなく小学館も持っている)根強いファンがいれぞ中々リメイク・移植がされておらず知名度で見ればマイナーな作品でしたが2015年にWIIUでバーチャルコンソールが配信されました。
***
それぞれのお話
・原始編
まだ言葉のない時代。人々は洞窟に集落を作り、たくましく生きていた。狩猟を許される年齢になった原始人の少年ポゴが初めて狩りを行った日の晩、少し離れた所に住む部族・クー族の少女べるがポゴ達の集落へ逃げ込んでくる。生贄の儀式に捧げられようとしていたところを逃げ出してきたのだ。ポゴは異部族のべるに対し掟破りの恋をしてしまい、彼女を守ることを決意する。(ウィキペディアより)
***
未だ言葉や文字が誕生していない時代という設定(文字は史実でもこの時はなかったですが言葉はどうなんでしょうね?)でキャラクターが会話をする時はジェスチャーやふきだしでどういう事を話しているかプレイヤーに分かるようになっています。
キャラデザはギャグ漫画『おぼっちゃまくん』の小林よしのり先生で、その影響かコミカルかつ下品な要素が強く、ラストは大人になってプレイすると結構際どい内容だったりして。
***
・幕末編
新たな時代の到来の前の動乱の時代。悪の大名に囚われた要人(坂本龍馬)を救うべく指令を受けたおぼろ丸が城に忍び込む。
***
やり込み要素の強い幕末編。城の敵を1人も倒さない0人斬りや逆に全員倒す100人斬りなど遊び方は色々。ただ、ちょっと他の編と比べるとストーリーの印象は薄いかも。
キャラデザは『名探偵コナン』でお馴染み青山剛昌先生です。
***
・功夫編
中国大志山に伝わる功夫(クンフー)の流派・心山拳(しんざんけん)の師範である老師は自らの衰えと寿命を悟り、継承者を捜すため山を下りる。老師は三人の若者(レイ、サモ、ユン)に出会い、彼らを弟子としてとることとなる。しかし、弟子のうち2名が他流派・義破門団(ぎはもんだん)の襲撃によって殺害され、老師は敵を討つため義破門団に殴りこむ。(ウィキペディアより)
***
主人公ではなく流派に名前を付ける珍しい名前の付け方をしている編。3人の弟子のうち2人が死亡し、エンディングでは老師も死亡する少し悲しげな話です。
キャラデザは『拳児』の藤原芳秀先生です。
***
・西部編
かつてはゴールドラッシュで栄えたという荒野の寂れた町サクセズタウンに、賞金首であるガンマン、サンダウン・キッドが訪れる。たまたま訪れたその町ではならず者の集団クレイジー・バンチが幅をきかせていた。サンダウンと、彼を追い続けているという賞金稼ぎマッド・ドッグは偶然入ったバーでギャングに絡まれるが、あっさりと返り討ちにする。その腕を見込まれ、ふたりは町の人々からクレイジー・バンチ討伐を依頼される。(ウィキペディアより)
***
有名な西部劇のお話を下敷きにし登場キャラの名前にも西部劇のネタが詰まった西部編。レベルアップできる機会は少なく、上手く罠を仕掛けないと不利になってしまいます。
キャラデザは『B・B』の石渡治先生です。レイのデザインは女性キャラながらかなり凛々しく顔に傷がある模様。
***
・現代編
主人公である高原 日勝(たかはら まさる)は、あらゆる格闘技の要素を取り入れようとすることで最強を目指す。しかし同じ最強を目指す格闘家同士、おいそれと他人に技を継がせるようなことはない。そこで高原は、実戦の中で直接相手の技を受け、そこから技を学び取ろうとする。(ウィキペディアより)
***
RPG要素がなく、戦闘だけで構成された現代編。会話シーンなど『ストリートファイター』を意識している面が多いです。
キャラデザは『PEACE MAKER』の皆川亮二先生です。
***
・SF編
宇宙空間を航行する輸送船コギトエルゴスム号の中で1台の作業用ロボットが造られた。キューブと名付けられたそのロボットは乗組員達との交流を通して船内の様々な出来事を学習していく。平穏に航行を続けていたコギトエルゴスム号だったが、あるとき地球と連絡をするための通信アンテナが原因不明の故障を起こし、それを修理に向かった乗組員のひとりが宇宙服の故障で重体に陥り、治療の甲斐なくまもなく死亡してしまう。さらに、輸送中で厳重に保管されていたはずの地球外生命体ベヒーモスも突如脱走。船内がパニックに陥る中、乗組員は1人、また1人と命を落としてゆく。(ウィキペディアより)
***
ボス編以外戦闘がないRPGというよりはアドベンチャーゲームといった感じで、ストーリーは人間関係に問題のある乗組員が次第にギクシャクし命を落とすといった重くハードなものとなっています。そんな中でカトゥーはホント癒し。
キャラデザは紅一点『BASARA』の田村由美先生です。
***
・近未来編
孤児院「ちびっこハウス」に住む超能力をもつ少年田所 晃(タドコロ アキラ)は喧嘩に明け暮れる日々を送っていた。街では突然人が行方不明になる事件が多発しており、事件の裏では暴走族クルセイダーズと陸軍がつながっていた。その巨大な軍事力に立ち向かうため主人公たちは巨大ロボット「ブリキ大王」を動かそうと画策する。
***
主人公が超能力使いという事もあり、実際に喋っている言葉と心の声の2パターンの台詞が用意されているのが特徴。シリアスながらギャグシーンもあります。システム・シナリオ共にRPGとしては異色のものとなっている他の編と比べると王道のRPGとなっていると思います。
キャラデザは『逆境ナイン』の島本和彦先生です。