ライブアライブ

 

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・中世編
魔王とそれを倒した勇者の伝説が残るルクレチア王国。主人公の剣士オルステッドは御前試合で優勝し王女アリシアに求婚する権利を得る。アリシアと共に愛を誓うものの、その夜アリシアは蘇った魔王に連れ去られてしまう。オルステッドは、ライバルであり親友でもある魔法使いストレイボウや、今は老いた伝説の勇者ハッシュ、僧侶ウラヌスと共に魔王山へと向かう。
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システムも一番王道RPGでキャラやストーリーもコテコテのもの……。
と見せかけて後半は英雄として皆から慕われていたオルステッドが罠にハマり国を追われるという展開になり、更にはオルステッドを罠に嵌めたのは親友だったストレイボウ。ストレイボウは長年オルステッドがいた事で自分が1番になれなかった恨みからオルステッドを魔王としてこの世から消し自分がオルステッドのポジションに就こうとします。オルステッドはストレイボウを倒しますが、浚われたアリシアの心はオルステッドではなくストレイボウにあり、アリシアはオルステッドを罵り自害します。
地位も名誉も人望も仲間も親友も愛する女性を失ったオルステッドは魔王となり人類への復讐を誓うシーンで終わります。
この衝撃的な展開は今なお語り継がれ、ライブ・ア・ライブを語るなら中世編は必ずと言っていいほど出てきます。オルステッドを裏切ったストレイボウとアリシアはプレイヤーから嫌われ特にアリシアは『スクウェア三大悪女』という汚名で知られています。最もアリシアに関してはストックホルムがあったのでは? ストレイボウがオルステッドを憎むように出まかせを言ったというような解釈ができるので悪女とは言えないのではないかと言う意見もありますが。
中世編はディレクターの時田貴司さんが劇団「R:MIX(アール ミックス)」で中世編を下敷きにした『魔のシリーズ』が制作・公演されました。DVDも発売されていますが公式サイトのWEBショップは品切れで現在入手は困難になっています。また再演されると良いのですが……。
ちなみに中世編だけキャラデザは漫画家ではありません。
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・最終編
魔王オディオになって人類を滅ぼすルートとそれまでの主人公たちの中から1人を選んでオディオを倒し人類を救うルートがあります。選んだ主人公によって台詞が変わります。なお、オディオはすでに中世編の世界を滅ぼしあの世では中世編に登場したキャラが魂だけの存在となって登場します。その中にはストレイボウもいて、彼は自分の所為でオルステッドが魔王となった事に衝撃を受けています。正直ストレイボウに関しては「今更何言ってんだテメェ」って感じですが……。
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ワタナベ親子
本作では隠し要素としてワタナベ親子なるキャラが登場します。この親子いずれも父親が死ぬか負けてそれを息子が悲しむといったもの。中には登場させるのが難しい編もあり、それを探すのが本作のやり込み要素の1つ。
父が死んで悲しむ息子。ヘビーな話なのについ笑ってしまうのはドット絵ならではのコミカルさ故かな?