ファイアーエムブレム 封印の剣  開発:インテリジェントシステムズ 販売:任天堂

FE封印の剣
あらすじ
エレブ大陸という人と竜が暮らしていた大陸があった。大昔には人と竜は互いに自分達の領土を犯すことなく共存していた。しかし、人間が竜の領土を侵攻したした事でその均衡はあっけなく崩れる。八神将と呼ばれる英雄達は神将器を使って竜を滅ぼし、エレブ大陸は人間のものとなった。この人と竜の激しい戦いは後に『人竜戦役』と呼ばれる事になる。
人竜戦役から約1000年後、エレブ大陸には西のエルトリア王国と東のベルン王国とその他の小国によって治められ世界は平和を保ってきた。だが、ベルン王国の国王・ゼフィールが兵を挙げて各地を侵攻。軍事大国のベルンの力は強大でサカ・イリアは平定されベルンの手は大陸全土に及んでいた。これに対抗するべく立ち上がった者達の中には南国の複数の小国家群の軍事同盟・リキア同盟の傘下・フィレ侯爵家の公子・ロイの姿があった。彼はまだ15歳という若さながらも病に倒れた父・エリウッドの代わりに自らも武器を取って家臣と供にベルンに立ち向かう。
***
今回紹介するのは『ファイアーエムブレム 封印の剣』の紹介です。今作はファイアーエムブレムの生みの親加賀プロデューサーが離脱した後に発売されたので、シリーズの転換期となった作品とも言えるでしょう。
シナリオやキャラクターは過去作を思わせるものが多く、例えば過去に人と竜が戦っていたのは『暗黒竜と光の剣』『紋章の謎』人間達が特別な武器を使って戦いに勝利したのは『聖戦の系譜』のオマージュでしょう。
キャラクターで言えばリリーナは青髪で清楚ながらも芯の強い佇まい、そして敵キャラクターを味方に引き入れる時の独自の話術はシーダのオマージュ、傭兵のディークはオグマのオマージュが強く、かつては奴隷身分だったがそれをクレインに助けられるというエピソードはオグマの裏設定から取られたんだと思います。ディークのライバル的存在であるルトガーは寡黙でクールな雰囲気からナバールを思わせるキャラクターです。
***
支援会話で個性がより掘り下げられ
本作から支援会話というシステムが付きました(キャラクター同士の会話自体は聖戦の系譜の時にありましたが今作ではさらに発展した形になりました)。一定期間隣接した特定のキャラ同士が会話をする事で親密さを高めていき、支援がついた状態で隣接すると能力があがるシステムで戦いを有利にします。何と言ってもこの支援会話でキャラクターの意外な特技や本編で語られなかった過去や因縁が明かされ、本編ではあまり物語に絡む事のないキャラクターにもドラマがある事をプレイヤーが知る事が出来、よりキャラクターへの愛着やゲームの世界観への理解が深まるようになりました。
***
初心者でもゲームシステムを理解できるチュートリアルモードや難易度設定が付くなど初心者でも取っつきやすい作品です。現在はVCで配信されているので手軽に遊ぶ事が出来ます。