パパと親父のウチご飯  作者:豊田悠  掲載誌:月刊コミックバンチ

パパと親父のウチご飯
あらすじ
気丈夫な元カノから子供をあずけられた、整体師・千石。子供を引き取り妻と離婚した、漫画編集者・晴海。子育てに奮闘する2人は、郊外でのルームシェア生活を選択したが――。(コミックバンチwebの紹介ページより)
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今回紹介するのはシングルファーザー奮闘と料理を描いた『パパと親父のウチご飯』です。
片や元ヤンで口が悪く手が早い整体師・千石。片や怒るのが苦手という位温厚な漫画編集者・晴海。一見接点が無さそうな2人ですが千石は知らない間に元カノが自分の子供を産み事情は明かさず千石に子供を預かってほしいと頼んだ事がきっかけで、晴海は(恐らく仕事の忙しさが原因で)妻が不倫して子供を置いて家を出てシングルファーザーになります。
シングルファーザーになった2人は資金面・仕事面からルームシェアをしながら子供を育てますが、千石の娘・愛梨はやんちゃで母恋しさもあって父に反発し晴海の息子・清一郎は大人しそうに見えて実は頑固。その上シングルファーザーのルームシェアは周囲からは異端とみられて敬遠されるなど苦難は山ほど。
これ読むとシングルファーザーの方々は本当に大変なんだなと思います。日本では母性信仰みたいなのがあるからか子供は母親と暮らすのが幸せという考えが強く晴海の妻が清一郎を引き取ろうとした時は(その時の言葉が清一郎を返して。自分から子供捨ててこの言い草はないだろと思いましたね)母親の方が親権獲得に有利というのは正直何でだと思いました。
そんな偏見や苦難を乗り越えながら子供を育てる2人についつい応援してしまいます。
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パパと親父のウチ呑み

パパと親父のウチ呑み
本作にはスピンオフ漫画として『パパと親父のウチ吞み』があります。この作品はお酒のつまみをメインにしていて、子育てのエピソードは控えめ。ストーリーも本編よりもライトで気軽に読めます。千石より晴海の方がお酒強いのは意外でした。