ドラえもん  作者 藤子・F・不二雄  掲載誌 コロコロコミック・小学生・てれびくん 他

ドラえもん1巻

ぼくはきみをおそろしい運命からすくいにきた

 
勉強はできない・運動音痴・いじめられっ子・めんどくさがり屋……冴えない小学生野比のび太がお正月の日にのんびりしていると突然机の引き出しから青いロボットが不吉なことを言いながら現れた。ロボットの名はドラえもん。ドラえもんが言うにはのび太は大学受験には失敗し就職先が見つからず自分で会社を立ち上げるも火事で倒産、100年後の未来にまで残る借金を作っておまけにいじめっ子ジャイアンの妹のジャイ子と結婚して死ぬまで不幸な人生を送るらしい。
初めはショックを受けてドラえもんと子孫のセワシを追い出すのび太だったが、ドラえもんの言った事が次々と的中し、ドラえもんたちの言った事が本当だと悟ったのび太は自分の人生に悲観して泣き崩れる。だが、ドラえもん達がのび太の許にやって来たのはのび太の未来を良い方へ変える為だった。
今回紹介するのは、日本で知らない人はいないんじゃないかという位の人気漫画『ドラえもん』です。あまりに有名なので今更紹介する意味があるのかと少し悩みましたが(笑)
ドラえもんと言えば、一昔前なら大山のぶ代さんが演じるのび太の保護者のような穏やかな(でも怒ったり暴走すると滅茶苦茶怖い)ドラえもんや現代の水田わさびさんが演じる明るくてのび太の大親友のドラえもんが思い浮かびますが、原作のドラえもんはアニメとはちょっと違います。
まず原作ドラえもんはかなり毒舌です「きみはじつにばかだな」「男は顔じゃないぞ!中身だぞ!最も、君は中身も悪いけど…」とのび太への毒のある切れのある言葉には笑ってしまいます(ちょっとのび太が可哀想になるけど)
他にもアニメではのび太に厳しくて怒ってばっかりのママが実は原作当初はのび太に甘々の対応だったり、見た目はジャイアンそっくりだけど性格は穏やかで努力家のジャイ子が原作当初は粗暴で口の悪い性格だったりとアニメは見てたけど原作は読んだことのない人だったら驚く描写もあって、アニメの作風と比べてみるのも面白いかもしれませんね。
そういえば、ドラえもんと言えば小さい頃に読んだ45巻の『ガラパ星から来た男』という1話完結のドラえもんには珍しい数話渡って掲載された中編があるんですが、子供向けとは思えない難解(というよりややこしい)な話で当時はさっぱり分かりませんでした。今読んだらあの回の内容を完全に理解することができるのかなぁ?