スーパーペーパーマリオ  開発:インテリジェントシステムズ 販売:任天堂

スーパーペーパーマリオ

 

 

あらすじ
自宅で平和なひとときを送っていたマリオとルイージ。そんな2人の許にキノピオがピーチ姫が浚われたという知らせを受ける。いつものようにクッパの仕業だと考えたマリオブラザーズはクッパ城に乗り込む。しかし、クッパはちょうど部下たちを集めてキノコ城を襲撃してピーチ姫を浚う為の準備の真っ最中。つまりクッパはまだピーチ姫を浚っていなかったのだ。
マリオブラザーズとクッパが対峙していると、ピーチ姫と変わった笑い方をする奇妙な風貌の男・ノワール伯爵が現れた。マリオ達とは異なる次元からやって来た男は『ヨゲン書』を使って世界を滅ぼす為にピーチ姫とクッパを利用して『コントンのラブパワー』を生み出す為に2人とついでにクッパ軍団とルイージを浚っていった。
アンナというフェアリンに『ハザマタウン』という次元の狭間に存在する街に連れてこられたマリオはそこでデアールという魔法使いから『白のヨゲン書』に書かれた4人の勇者である事を告げられる。
世界の破滅を防ぐため、マリオは『ピュアハート』を探す冒険に出るのであった。
***
『ペーパーマリオシリーズ』第3弾。本作はRPGではなくアクションアドベンチャーになっています。ジャンルだけでなく、作風も今までのシリーズとは異なる次元を冒険している事もあり、登場するキャラクターは今までのマリオシリーズのキャラとは違う四角で作られたデザインのキャラだったり独自の雰囲気を出しています。また、以前からあったブラックさやメタ要素が前面に出ていて、マリオシリーズとしてはかなり異端のテイストになっています。
***
この発想はなかった!
本作の特徴は『次元ワザ』でしょう。普段は横スクロールのステージですが、この技を使うと視点が変わり、これを使う事で障害物を突破したり隠れたアイテムを見つけたり敵の攻撃をかわすことができます。平面グラフィックのペーパーマリオシリーズだからこそできた発想ですね。
***
個性が強すぎるよフェアリン
今作ではクリボーやノコノコなどの敵キャラの種族が仲間にならず、代わりにフェアリンという古代の民が作り出した命を持つ道具がマリオの仲間として冒険の旅の手助けをします。しかし、このフェアリン達はどうも曲者揃いばかり。妙にハイテンションで奇妙な思考回路をしたフェアリンばかりですが、実はそうなったのにもちゃんと理由があります。アンナだけは他のフェアリンとは違って大人しいながらもまともな思考をしていますが、物語を進めると彼女の秘密が明らかになります。
***
あの男の正体は!?(バレバレとは言っちゃダメ)
本作の敵の『ザ・伯爵ズ』世界の破滅を導こうとするノワールと秘書で催眠術を操るナスタシア、彼をに忠誠を使うパワーファイターのドドンタス、変身能力を持つマネーラ、本心が掴めないディメーン、そして正体不明のジャンプマンのミスターLがマリオの前に立ちふさがります。
特にマネーラは一見可愛い女の子ですが、蜘蛛のような姿に変身する事が出来その時の変身シーンは結構怖いです。
***
ブラックだよカオスだよ
本作は他のマリオシリーズでは登場し無さそうなキャラや要素が多く含まれ、例えばカメレゴンは額縁メガネにおどおどした口調にカメラを常に持ち歩き部屋はアニメグッズでいっぱいという典型的なオタクキャラですし、ストンストンランドのステージでは環境汚染をテーマにしたステージとストーリーでアンダーランド&スカイランドはなんと死後の世界。また全体のテーマが『愛』であり、コミカルな描写がちりばめられながらも根底はシリアスな作風が秘められています。