スーパーマリオRPG  制作:任天堂・スクウェア(現在はスクウェアエニックス)
あらすじ
マリオの家に遊びに来ていたピーチ姫を“れいによって”クッパ大魔王が浚った。そして“いつものように”ピーチ姫を助ける為にクッパ城に乗り込んだマリオ。マリオはクッパを倒してピーチ姫を救出……しようとした途端、城全体に大きな地響きがなった。その衝撃でマリオはクッパ城から家へと飛ばされてしまった。再びクッパ城に向かったマリオが見たものはクッパ城に突き刺さる超巨大は喋る剣、カリバーだった。
カリバーは自分がカジオー率いるカジオー軍団の物である事、武器世界からマリオワールドを征服するためにマリオワールドにやってきたのだ。カリバーによってクッパ城の橋を壊されてしまったマリオはピーチ姫を救う為に旅立つのだった。
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スーパーマリオといえば、このゲームが出る頃の当時は横スクロールアクション・パズルゲームが有名でしたが本作はマリオ初のRPG、それも『ファイナルファンタジー』シリーズなど様々なRPGを作り出したスクウェアとのコラボという事で話題になりました(皮肉にも本作の発売直後に任天堂とスクウェアの関係は悪化。和解するまで長い年月を要しました)
今作はアクションを取り入れたアクションRPGでその高い完成度で発売から月日は経っていますが、未だに多くのファンから愛されている時代を超えた名作です。
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あのクッパとピーチが仲間に!
本作の特徴はなんと、今までのシリーズではラスボスだったクッパとマリオに助けられるお姫様のピーチ姫が仲間になる事です。RPGなのでマリオ以外のキャラは台詞が用意され、クッパはマリオ達には素直でないものの手下には優しく器のでかさを見せ、コミカルな面を見せ、ピーチ姫はお転婆ながらも平和のために自分も動き出す芯の強い面を見せ本作の影響で後のマリオシリーズにおいての2人のキャラクター性が完成されました。
他の仲間、魔法を操るふかふかした少年マロと人々の願いを叶える手伝いをする『スターロード』の修理人ジーノも人気が高く、特にジーノはスマブラ参戦は他のシリーズでゲスト参加してほしいという声もあります(残念ながらマリオRPGのオリジナルキャラの多くはスクウェアが版権を持っているので難しいですが、しかしジーノは『マリオ&ルイージRPGでちょっとだけ出演しました』)
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シンプルで楽しいバトル
本作はアクションRPGなので、バトルの際にはタイミングよくボタンを押したりボタン連打などの操作が要求されますが、難易度は低いのでそれほど難しくはありません。ただし、アクションが決まった時の爽快感は十分。失敗するまで攻撃が続くスーパージャンプはある一定数まで続くとアイテムがゲットできますが、これをゲットするのは至難の業です。
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軽快な音楽
BGMを担当したのは当時スクウェア社員だった下村陽子さん(後に『マリオ&ルイージRPG』シリーズのBGMも手掛けます)
軽快なBGMの数々は聞いててテンションが上がってプレイをする楽しさが増します。また、ゲーム内で作曲家キノコスキーというキャラクターが新曲に悩み、ワールドにちりばまれたメロディを探してその曲を完成させるイベントがあります。オタマジャクシ(音階の場所に踏むとその音が出る)の時はシンプルなメロディが完成した曲では美しい曲になり更には最後のフレーズは自分で作れるので気分はちょっとした作曲家気分です。
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濃いキャラクター
仲間だけでなくサブキャラや敵キャラも個性豊かです。
50年以上もとある種と肥料を探す園芸家のプランター。普段は普通なんですが彼に欲しがっている種と肥料を渡すととんでもない早口(目で追いつくか追いつけないかのスピードで台詞が流れる)で喜びを露わにしその勢いにはマリオもノックアウト。悪人ではないけど相当の変わり者でピーチ姫と結婚しようとしたブッキー。海賊のリーダーで情に厚い海の男ジョナサン・ジョーンズ。
特撮ヒーローのような言動の悪の手先オノレンジャーに別のゲームのようなシリアスな雰囲気の(このキャラだけグラフィックがマリオ達と違います)クリスタラーなど、どのキャラも1作だけで終わるには惜しい位に個性豊かです。

 

 

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長くなったので次回に続きます。