あらすじ
ヒーローどころか
俺は漢ですらねェ
己の弱さを知った切島はヒーローになるという夢を諦めようとする。苛立つ切島は夢の為に買った本を本棚に投げつけるがそれがたまたま偉人ヒーローの付録の再生機にぶつかり紅頼雄斗のインタビューが再生された。
憧れのヒーローは語る。危険の中に身を投げるのは怖い。だがそれ以上にかつて助けられなかった人の顔、助けられなかった辛さを知っているからどんな危険でも進むことを止めない。
インタビュアーの漢気とはという問いに紅頼雄斗はこう答える。
心の在り方だ
漢とは書くが性差じゃねェ!
自信を持つとか恐れ知らずだとか
そういう事でもねェ!!
俺はヒーローだから人々を守る!
一度心に決めたなら
それに殉じる!!
ただ後悔のねェ生き方
それが俺にとっての漢気よ!
紅頼雄斗の言葉でもう一度ヒーローを目指す力を得た切島。助けられなかった同級生に謝罪し友人からは無謀と思われようとひたすら努力し、雄英に合格した。その際、髪型を変え過去の自分と決別しようとしたのだった。
切島の漢気で切り開いた活路を進むファットガムの渾身の一撃が乱波の身体を直撃した。
***
切島が爆豪の事を漢と認めたシーン。あれ当初は爆豪の迷いなく敵と戦おうとする強さを漢らしいと思ったんですが、これ読んだ後だと爆豪の才とか実力じゃなくてどんな危険の中でも自分を変えない爆豪に漢を感じたのかもしれません。
ちょっと回想のタイミング違うなぁって思ったりもしましたがエピソードは熱いです。そして、切島の挫折を知っても周囲に言いふらさず本当に笑い話にできるまで何も言わない芦戸が良い。