あらすじ
無表情で感情を表に出さない少年・鳩原呂羽人(はとはらろばと)。極度の几帳面で正確さを求める性格も相まって彼はロボというあだ名が付けられ周囲から浮いている存在だった。友人の中田トモヤはそんなロボをゴルフ部に誘うがすげなく断れる。ロボ曰く勝負をして相手に勝ちたいと言う感覚が分からない、他人と優劣を競う事に興味がないからだという。
ゴルフ場で練習をする三浦鷹山(みうらようざん)高校一年生にしてプロと肩を並べる実力を持つゴルファーだ。いつもの練習場が満員状態だったので別の練習場で練習を行っていた。練習を終えた三浦は自分以外の誰かがプロでも難しい見事なショットを出し続けている事に驚愕する。音の主は誰かと探すが相手はすでに去っていた。
ロボはトモヤに連れられて練習場を訪れる。新しいクラブを買い、意気揚々と練習をするトモヤだったがミスショットばかり。そんなトモヤを嘲笑する者がいた。相手はそれなりにゴルフができるがトモヤの事を完全に見下し馬鹿にしていた。それを見ていたロボは相手に食って掛かる。起こった相手は150Yのグリーンに1球でもオンしたらトモヤへの侮辱は撤回すると言う。ロボはゴルフ初心者だったが、父親のクラブでボールを打った事はあるようでスイングはできた。初めは馬鹿にしていた相手もロボのスイングを見ると表情を変えた。初心者には難しい150Yを簡単に飛ばしあと一歩でグリーンに乗せられるスイングを決め続けるロボ。
レーザービームと呼ばれるショットで3発目でグリーンに乗せたロボ。しかし、狙いが微妙にずれていると1人続行。カップにボールを入れる頃にはトモヤを馬鹿にした相手は逃げるように去っていた。
ロボのショットに驚愕していたのはトモヤ達だけでなく三浦もだった。三浦が聞いたショットの音はロボのものだった。
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『黒子のバスケ』の藤巻先生の新作『ROBOT×LASERBEAM』です。長期連載経験者だけあって1話の掴みは面白いですね。いかにもな不良と(ボールを棒で打って)何が楽しいのと言いつつ普段から親のクラブでその楽しみを見いだせないボールを棒で打つ行為をやっていたという点に違和感があったのと、無表情な主人公が前作の黒子のバスケの主人公と被るなと思いました。藤巻先生の作品って無表情系主人公多いですよね。読み切りもそうだったし。