あらすじ
いつもと何が違ったのか
空を切ったと思った脚に
触れた堅い感触に
心臓がギュッとなった
転倒
きれいに一回転
痛みはない
ただ
雲がゆっくりだったから
ああ転んだんだって
思った
*
シューズを入れた荷物がどうやら誰かが間違えて持って行ってしまったようだ。パニックになる日向だが影山が日向の携帯の場所を問いかけた事で携帯も荷物の中にある事に気づき、その携帯から荷物の場所が分かった。
足と体力に自信がある清水がシューズを取りに行く。シューズを取りに行く際、清水はマネージャーになった当初の事を思い返していた。
特別な想いや情熱から始めた訳ではないマネージャー。だが、いつしか周りの部員の熱意が彼女の胸にも宿っていた。
私はコートに立たないし
ユニフォームを着るわけでもない
でも今
ここが私の最前線
***
全体的にモノローグが多い回。でも古舘先生の言葉選びが上手いのですらすらと読めました。
中学の挫折から挑戦をする事に対して無意識のうちに及び腰だった清水。マネージャーに打ち込みつつも当初は他人事で最前線でない気楽さで行っていたものが次第に本気になりコートの外側が最前線になっていた。
ハイキューはこういう選手以外の描写も丁寧なのが良いですね。