シュトヘル  作者:伊藤悠  掲載誌:ビッグコミックスピリッツ

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文字は生き物みたいだ。記した人の思い 願いを伝えようとする。その人が死んでも 文字は、託された 願いを抱きしめているようで…生き物みたいだ。焼かれると、つらい

あらすじ
13世紀初頭、蒙古(モンゴル)軍による西夏国(タングート)侵攻が続く時代に、「悪霊(シュトヘル)」と恐れられた女戦士がいた。
時代は変わって現代。高校生・須藤は、燃え盛る建物と死が満ちる戦場を夢に見続けていた。ある日、顔を出したカラオケで出会った転校生・スズキとの邂逅によって、須藤は800年近く前に処刑されたシュトヘルとして蘇生する。(ウィキペディアより)
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今回紹介するのは『シュトヘル』です。モンゴルが舞台・西夏文字が題材という珍しい作品ですね。
物語の始まりは現代からなのですが、序盤で須藤の心(魂?)が過去に飛び、凶族・シュトヘルとツォグ族の少年・ユルールの人生を辿っていきます。
仲間を失いひたすら戦い続けるシュトヘルと西夏文化が失われようとするときせめて西夏文字だけでも後世に伝えようとするユルールが邂逅し、シュトヘルの肉体が死んだとき須藤の魂がシュトヘルの体内に入った事によりシュトヘルは肉体は死を迎えながらも復活するのです。