クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶジャングル  監督・脚本 原恵一

嵐を呼ぶジャングル
『野生のおバカが目をさます!』
あらすじ
野原しんのすけや幼稚園の子供たちも夢中になっている『アクション仮面』の映画最新作「南海ミレニアムウォーズ」が公開される。アクション仮面の敗北を示唆する予告に野原しんのすけはどぎまぎし、野原一家・風間トオルと風間トオルのママ・桜田ネネと桜田ネネのママ・佐藤マサオと佐藤マサオのママ・ボーちゃん(いつも通り親は不在)は、映画の完成を記念した豪華客船ツアーに参加し、船の旅を満喫する。一方、いつもの春日部は、しんのすけ達がいなくて一部はのんびりしたり、少し寂しかったりする人達もいたのであった。
そして夜。待ちに待った船上試写会が始まった。だが、その試写会の途中で上映が突然ストップ。謎のサル軍団が現れてツアーに参加している全ての大人達とアクション仮面役の郷剛太郎を南の島へ拉致し、子供達だけがとり残されてしまった。
野原しんのすけ・風間トオル・桜田ネネ・佐藤マサオ・ボーちゃんの5人から成る”かすかべ防衛隊”は、大人達を助けに行こうと、豪華客船に置いてあった水上オートバイを暴走させ、南の島へと上陸。さらに、ひまわりとシロも彼らを追って船を飛び出す。
その島を支配していたのは、サルたちを率いるパラダイスキング。彼は自らの野望のため、大人達を奴隷にし、子供たちを洗脳するためにアクション仮面を打ち倒そうとしていた。
かすかべ防衛隊は、冒険の途中にバナナを食べて休憩をしていたが、そこにサル軍団が現れた。かすかべ防衛隊は攻撃を仕掛けたり、逃げたりするが、しんのすけとひまわりを除く全員とシロが捕まり、連れ去られてしまう。果たして、野原兄妹は両親と大人達とかすかべ防衛隊とシロ、そしてアクション仮面をお助けすることができるのだろうか?
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今回紹介するのは『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶジャングル』です。この映画が公開されるまでしんちゃん映画の興行収入は下降傾向にあったらしいですが(やっぱり対象年齢が小さい子向けで親から嫌われ傾向にあるしんちゃんは厳しいのかな?)この映画で持ち返し、縁起を担いでその後も度々『嵐を呼ぶ~』がサブタイトルにつけられたそうです。
前半は浚われた大人達とアクション仮面役の郷剛太郎(この映画はアクション仮面VSハイグレ魔王と違ってあくまでヒーローを演じる俳優という設定です。ただし、しんのすけとは知りあいという設定ですが)を助けるためにしんのすけとかすかべ防衛隊、そしてしんのすけの後を追いかけたひまわりとシロがジャングルを冒険する前半パートとパラダイスキングの本拠地にたどり着いたしんのすけが大人達を助けて猿にケツだけ歩きで反撃し、そしてアクション仮面とパラダイスキングの戦いが描かれる後半に物語は分かれます。
全編ギャグ満載の作品なのですが、一方で特撮ヒーローを演じていた郷がしんのすけや大人達の応援で本物のヒーローになる姿は熱くて、戦闘シーンも迫力があります。
パラダイスキングとの戦いは二度に渡って行われ一度目はスタジアムで。二度目は船に戻った人達を始末しようとするパラダイスキングを倒す為の空中戦です。一度目は感動的な演出がされた戦闘ですが二度目はギャグチックで中でもしんのすけが二度もアクション仮面の股間を掴むシーンは笑ってしまいましたwあれは痛そうww