クズの本懐

クズの本懐

あらすじ
自分の弱さから早苗を苦しめてしまった花火。
二人は、いつかまた友達に戻ることを約束し軽井沢を後にする。
新学期が始まり、麦は想いを伝えてもなお、奔放で自由なままの茜に振り回されていた。(公式サイトより)
***
麦を翻弄する皆川。皆川の初体験は高校生の時(多分1年の時。親友の好きな人をたぶらかして搾取する側に目覚めた後?) 人が羨む相手を手に入れてそれでいてその相手自体には執着がない。麦はそれを孤独と言います。
麦の恋心を弄ぶ一方、皆川は1度寝たのに再度手を出してこない鐘井に苛立ちながらも今までの男性とは違う意味で意識している様子。最も水族館デートを最後に別れようとするものの、花火とデートしたことのある皆川のセフレの男が登場。関係ないけど連れている女性、タクヤが女好きである事を知ってるから皆川が元カノと気づいても良さそうなのに失礼なこと言うなと叱る辺り人間が出来てますね。しかし、タクヤはそんな元カノを置いて
「こいつマジで男好きのクソ女だから、気を付けた方がいいよ!」
と捨て台詞を吐いて去ってしまいます。彼女さん、もっと他にいい男いるからそんな男捨てなさい(笑)
皆川はその言葉を事実だと告げて、鐘井から離れようとしますが、鐘井は「やめなくていい」と皆川を引き留めます。
ここのくだりがよく分からなかったです。麦みたいにビッチなところを含めて皆川が好きならまだ分かりますが、鐘井は皆川のビッチっぷりを知ってもやめなくていいと言い切ってしまう心情がよく分かりません。鐘井視点の話って母親と同じ髪の長い皆川に一目惚れして職場が同じだから運命と思ったくらいしか語られてないので鐘井の心情ってイマイチよく分からないんですよね。
鐘井の言葉に皆川心動かされる? なんだかちょっと皆川に都合がいい展開でちょっともやっとしました。皆川がハッピーエンドを迎えるのはまぁいいとしてそこに行くまでの経緯がちょっと雑だなぁ。