キューティクル探偵因幡  作者・もち  掲載紙月刊Gファンタジー

因幡1巻

 

滅びろ7匹の子ヤギの仇ぃぃぃぃ!!
助かってるよ!最後まで読んでないだろ!?

 

世界的なマフィア・ヴァレンティーノファミリーが日本に拠点を移した情報を得た警部荻野邦治(おぎのくにはる)はかつて相棒だった警察犬で今は訳あって退職し私立探偵をやっている因幡洋(いなばひろし)にヴァレンティーノファミリーの首領ヴァレンティーノの逮捕を依頼する。しかし、このヴァレンティーノは実はヤギであり部下は麻袋を被っているヴァレンティーノ愛が溢れる日本被れだったりどう考えてもシリアスにならないメンツばかり。さらにそこに因幡の弟で元警察犬でありながら悪の道に走りテロリストとなった遥も加わり、探偵とヤギとテロリストの奇妙な攻防戦は今日も続いていく。

今回紹介するのは、主人公が重度の毛フェチだったりマフィアのドンがヤギだったり他に登場するキャラも変態やら天然やらとにかく何でもありのキャラ達が送るハイテンションなノリのギャグ漫画『キューティクル探偵因幡』です。
とにかくキャラが濃いです。主人公の因幡洋は秘密警察犬(シークレットドーベルマン)と呼ばれる五感で相手の情報を読みとる能力を持っていますが、その所為で重度の毛フェチで良質な髪を妄想して身体全体がヨダレになったり何よりもまず毛を優先させます。助手は作中で数少ない常識人ながらも猫を愛するあまり猫に関してはその常識をかなぐり捨てる野崎圭(のざきけい)と女装趣味のドエスで荻野とは敬遠の仲で出会うたびに嫁姑のような陰険なバトルをしている佐々木優太(ささきゆうた)がいます。

対するマフィアは首領のヤギ(この時点でおかしいですが)のヴァレンティーノに、ヴァレンティーノに恋する乙女のような感情を抱くロレンツォに眼鏡を外すと昭和の漫画のように目が3の形になる女性暗殺者のガブリエラ。この突っ込みどころ満載のマフィア達と因幡達が繰り広げるハイテンションのボケ突っ込み(突っ込み担当は主に野崎ですが)が面白いです。

一応主人公の目的にヴァレンティーノ逮捕の他にも犯罪者になってしまった弟を逮捕するという目的がありますが、基本的にその目的は果たされるどころかたまにこいつらホントに敵対してるのかなというくらい仲良くやってる話があります。まぁ、逮捕されたら話終わっちゃいますしね(笑)

勢いのあるギャグ漫画が好きな方は是非読んでみてください。