はたらく細胞  作家・清水茜 医療監修・原田知幸  掲載紙・月刊少年シリウス

はたらく細胞1

 

ここは人間の体の中
今日も私たち細胞は元気に働いています

 

酸素と二酸化炭素を運ぶ赤血球、体内に侵入した細菌やウイルスの駆除をする白血球。彼らは人間の体内で各々の仕事をこなしている。人間の健康を守るため彼らは今日も働く。でもみんな妙にキャラが濃いね。
保健室とかでは人間の身体の器官の解説やビタミンなどの栄養素の解説などが描かれた漫画が置かれてる学校も多いと思いますが、今回紹介するはたらく細胞もそんな細胞の働きを漫画という形で描かれた漫画です。
体内の酸素や二酸化炭素を運搬する赤血球・体内に侵入した細菌やウイルスを駆除する白血球・血管が傷ついたら傷口を塞ぐ血小板・外敵の情報や対策を知らせるヘルパーT細胞・ヘルパーT細胞の報せを受けて細胞を壊すキラーT細胞・etc.
文字だけじゃピンとこない細胞の動きも漫画というストーリー性のある内容で描かれると不思議と理解できてしまいます。なので、学生の人には勉強になる作品なので是非読んでほしいですね。私の学生の時に連載されてほしかった(笑)
この漫画の特徴は細胞は皆擬人化されていて中々の美男美女揃い。血小板だけは小さな子供の姿ですが、これは血小板の細胞は他の細胞よりも小さいからこういうデザインになったようです。他にもヘルパーT細胞は作戦司令官として眼鏡をかけた理的な男性ですし、キラーT細胞は細胞を破壊する役割から殺し屋という扱いでかなり荒々しいイケメンになっています。擬人化がイケメンや可愛い子揃いなところが保健室の漫画とは違うところかもしれませんね(保健室の漫画はデフォルメされた画風が多かった気がします)また、体内に侵入した細菌やウイルスは所謂悪役キャラとして描かれ、RPGに出てきそうなモンスターの姿になっています。個人的には1話に出てきた肺炎球菌は何かドラゴンクエストの影響受けてそうなデザインしてるかなぁと勝手に思ってたり。
ギャグもちょこちょこ描かれ、白血球の最近を感知するレーザーの役割をするレプスターがクイズ番組の回答ボタンみたいで赤血球にもっと良いデザインはなかったのかと密かに突っ込まれたり、肺炎球菌を追い出す際に決め顔で
ばいばい菌だ
とばいきんまんの台詞パクッたり割とシュールです。私はもっとドタバタしたギャグが好きですがシュールギャグ好きな人はハマるかも?
それにしても、日本は本当に擬人化文化が根強いですよね。犬猫の擬人化は当たり前。国やクトゥルフ神話も擬人化されてるし、この国に擬人化されていないモノはなさそうですよね。