うえきの法則  作者:福地翼  掲載誌:週刊少年サンデー

うえきの法則1

あいつが何者だっていいじゃねーか。
植木(あいつ)は植木(あいつ)だ!
あらすじ
成績優秀・陸上部のエース・更には女の子にモテモテの植木耕助。そんな彼がゴミを木に変えたところを見た森あいは彼が地球侵略にきた宇宙人だと思い、その後をつけて彼の正体を確かめようとする。
その途中で不良に襲われた森を助ける為に植木が能力を使って助けたのを機に森は植木と親しくなる。しかし、植木は能力を使って人を傷つけたペナルティで女の子から嫌われるようになる(森あいはどういう訳か効果がなかった)
実は植木の能力、ゴミを木に変える力で人を傷つけた場合彼の中の才能が1つ消えてしまうのだ。
何故植木がその能力を持っているのか。それは次代の神を決めるゲームの参加者に選ばれたからだ。100人の神候補が選んだ中学生に神候補が能力を与え、そのゲームに勝ち抜いた神候補は神に、神候補が選んだ人間には何でも好きな才能を得られる『空白の才』を手にする事ができるゲーム。それに植木は教師に扮した神候補小林先生(ニックネームはコバセン)に選ばれたからだ。ただし、ペナルティの分だけ才能が減り才能が0になるとその者は消えてしまうのだ。
当初は特にゲームに関心のなかった植木だが、コバセンが戦いの中で植木を庇って地獄に落ちたのを機にコバセンを助ける為に本気でゲームに挑む。
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今回紹介するのは能力バトル漫画『うえきの法則』確かこの頃は同じ能力バトルものの『金色のガッシュ!!』が連載されていましたが、両者ともジャンルや中学生が主人公と共通点はあるもののそれぞれの個性があってどちらも面白かったですね。
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能力を駆使したバトル
神候補から与えられた能力には様々な能力があり『ビーズを爆弾に変える力』『BB弾を隕石に変える力』『トマトをマグマに変える力』などのパッと聞いただけでも攻撃力のある能力から『電気を砂糖に変える力』『声を似顔絵に変える力』『写真を模型に変える力』などの変わった能力もあります。特に有名なのが森あいの『相手をメガネ好きに変える力』こんな能力どうやって戦いに活かすんだと思う能力ですが、この漫画ではそういった風変わりな能力を知恵と仲間との連携プレーで強力な武器にしてしまいます。このトリッキーな能力とその能力にどう打ち勝つのかが本作の見どころです。
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正義
主人公の植木耕助は普段はぼんやりして何を考えているのか分からない少年ですが、正義感が強くその正義感をコバセンに認められてゲームの参加者に選ばれました。その正義感は例え自分の才能が消える事になっても迷わずに人を助ける為に使います。また才能を失った分できない事が増えていきますが、それを努力で補う努力家です。
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びっくりのタイミング
うえきの法則はアニメ化もしましたが、なんとその発表がされたのは連載終了後。普通は連載中にアニメ化の発表がされますが、まさか連載終了後にアニメ化がされるとは驚いたファンも多かったことでしょう。
原作終了後に放送されたのでキャラクターデザインは連載終盤時を基準に(本作は作風の変化が激しい作品なのでアニメを見た後にコミックを読んでキャラクターデザインの差に驚いた人もいるそうです)引き伸ばしもなく綺麗にまとまった作品です(1部設定やストーリーの変更・短縮はありますが)