いつわりびと 空  作者:飯沼ゆうき  掲載誌:週刊少年サンデー→WEBサンデー

いつわりびと

なんて
嘘ってのも
嘘や

あらすじ
泥棒・詐欺・強盗……。人々を騙し、奪う術を極めた者は『偽り人』と呼ばれる。
孤児之里で暮らす天邪狐 空(あざこ うつほ)はかつて強盗相手にバカ正直に家の事を尋ねられたまま答えてしまったために家族や使用人を皆殺しにされた過去を持ち、飄々とした態度の裏に罪悪感を抱えていた。そんな空を誰よりも心配した里の長・人間(じんかん)は空に常に「正直に生きろ」と言い聞かせていた。
平穏だった里で里の金塊を狙う強盗が襲撃し、里の子供も大人も皆強盗に殺されてしまう。強盗を撃退しただ1人生き残った空は、育ての親である人間の最期に立ちあい、彼の為に吐いた嘘で人間が安らかに逝ったところを看取る。
空は嘘を吐く事で人が救われるならと人を救う偽り人になる事を決める。
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今回紹介するのは『いつわりびと 空』です。嘘を武器にする主人公でファンタジーチックな特殊能力や現実離れした武器が登場する事はほとんどなく、言葉でいかに相手を騙し勝利するかがカギとなっています。
マスコットキャラの喋る狸のぽちがデフォルメされていて可愛らしく、全体的に柔らかいタッチの画風ですが、死体の描写が結構エグく、表紙に騙されると驚くかもしれません。